タナシルリが自分を呪っていることに気がつき、その証拠を捜索するヤン。やがて呪術師と呪いの札が見つかり、タナシルリが祭壇にいるところにヤンはタファンと踏み込む。その場にいたソ尚宮らが連行され拷問されるが口を割らず、タナシルリは難を逃れる。タファンはペガンらと打倒ヨンチョルの策を話し合うが、都の守備隊長となったワン・ユの協力があれば勝機があるとペガンから聞き、ワン・ユに挙兵成功の暁に復位を約束する。
狩猟大会の夜、タナシルリはタンギセからタファンとヤン暗殺の計画を聞く。翌日狩りに出たタファンとヤンを仕掛けた罠で狙うタンギセたち。罠のそばで待つ親衛隊の姿を見て計画に気づいたワン・ユは2人を助けに向かう。ヤンがなかなか罠にかからないことに業を煮やしたタナシルリは、自ら弓を取ってヤンと対峙する。タナシルリを退けたヤンだが下山中に仕掛けられた罠にかかり、そこに駆けつけたタファンがヤンを庇って矢を受ける…。
ヨンチョルの元に乗り込んだヤンは何か計略があるように見せかけ、ヨンチョルが皇子暗殺未遂の罪をペガンとヤンに着せることを阻止する。ヨンチョルを恐れる長官たちはタファンの親政に賛成することができず、変わらず玉璽はヨンチョルのものとなるが、タファンは彼らの心を掴むことに成功する。冷宮に送られていたタナシルリが戻って来るが、皇太后はヤンに朝礼を執り行う権限を与える。そんな中恒例の狩猟大会が近づきヨンチョルはある計略を企てる…。
玉璽が押された譲位証書を覆すにはクリルタイ(集会)での満場一致での賛成が必要と知ったタファン。ヨンチョルがこれまで各行省にメバク商団の間者を忍ばせ、偽の交鈔で経済を混乱させていたことを明かし、長官達を味方につけようとする。タルタルは会が開かれる日に合わせて間者たちを捕らえに行くことに。やがてヨンチョルは譲位宣言のためにクリルタイを開催し、話せないふりを続けていたタファンはついに声をあげる…。
ヨンチョルの命でフクスを捕らえたタルタルだったが、連行途中にフクスを殺し、口を封じる。タルタルはヨンビスも手にかけようとするが、ワン・ユがそれを止めヨンビスを預かることに。一方宮中ではヤンが皇太后に、タファンが話せるようになったこと、文字を学んでいることをついに明かしていた。タナシルリが冷宮に送られたことを受け、ヨンチョルは計画の実行を早め、タファンを連行し譲位の証書に玉璽を押させるのだった…。