東盟祭(トンメンジェ)での暗殺を未然に防いだチュンだったが、逆にチュンが唐(とう)の人質を暗殺したこと、また、ヨン・ゲソムンの息子ということが明らかになり打ち首を言い渡される。王女は国王に恩赦を頼むが無下に断られ涙する。そんな中、ヨンはジャンに近づき――。
立太子礼(りったいしれい)を半月後に控えた東盟祭(トンメンジェ)の初日、慣習通り町に出かけた王子と王女。王女はチュンとのひと時に幸せを感じるが、ヨン・ゲソムン側の貴族が雇った刺客が密かに王子らを狙っていて――。そんな中、国王の甥ジャンはヨンの部下と接触するチュンを目撃する…!
国王はヨン・ゲソムンを千里長城(チョルリジャンソン)の築城監役(チュクソンカミョク)に任命し遠ざけようとする。そんな中、ヨンは新大対盧(テデロ)の選出を主張するが、国王側の貴族は今の大対盧を守り太子を早急に冊立することを進言。一方、チュンは新たな居場所を求め王宮の護衛兵に応募するのだが――。
朝廷では国王コ・ゴンムとヨン・ゲソムンが対立している中、高句麗の王族を襲撃した唐(とう)の人質が平壌(ピョンヤン)城に連行される。しかし突然、一筋の矢が人質を射殺し宮中は大混乱に。そんな中、王女のソヒは市場でヨンの庶子チュンに出会い、一目で惹かれ合う――。