国王はヨン・ゲソムンによって殺害され、ジャンが新しい王になる。チュンはヨンに刃を向けて王女を逃がすのだが、追い詰められた王女は絶壁から落ちて…。そして罪人として火あぶりの刑に処された先王と王子の遺体を見た王女は、ヨンに憎悪を膨らませる――。
国王はヨン・ゲソムンが千里長城(チョルリジャンソン)へ赴く日の閲兵式でヨンを討つことを決意。しかし、ヨンも奇襲を企んでいて――。また、選択を迫られたチュンはヨンに王女の首を取ってくると約束する。しかし、閲兵式の当日、思わぬ裏切りが待っていて――。
王女を助けるために王宮へ侵入したチュンはヨン・ゲソムン一派の奇襲を防ぐ。一方、落馬により足が不自由になった王子。一刻も早く太子を立て、唐(とう)に送りたい王はヨンに協力を頼む。そんな中、ジャンはヨンに“チュンを助けた恩を忘れるな”と言い…。
クムファ団の活躍により、ヨン・ゲソムンらが立太子礼(りったいしれい)の日に起こそうとした謀反を知った国王。一方、チュンが生きているという確証を得た王女はヨン一族が滅びる前にチュンを城外へ逃がそうとするが、ヨンはチュンを部屋に閉じ込め監禁する――。
チュンの命を救ったジャン。ヨン・ゲソムンはチュンに“王室との縁が切れたことを忘れるな” と警告するが、チュンは王女のあとを追いかんざしを握らせる…。そんな中、国王のヨンへの仕打ちに憤る貴族たちが集まるが、クムファ団が密かに動いていて――。