フィが北方で戦死したとされて3年が経過。都では国王が倒れ危篤だが、王の息子はまだ幼い。カンは、今こそ王座に就く絶好の機会だと宮殿に向かう。そのころ、やっとの思いで帰還したフィは宮殿へ向かうも、取り合ってもらえない。そこでフィは、母である大妃に自分の生存を伝えるため一計を案じ、ルシゲを宮殿につかわすことに…
女真族の交渉に行ったフィだが、味方の軍が攻撃を始めてしまう。女真族と裏取引をしたヤンアン大君の罠だったのだ。ヤンアン大君は、フィの服に獣の血を付け、フィは戦死したと偽る。カンからフィの死を聞かされたチャヒョンは、どうしても信じることが出来ない。
戦地へ向かったフィと討伐隊。チャヒョンは手縫いの綿入れをフィに渡すため、なんと兵士に変装して一行についていく。チャヒョンの母は娘が討伐隊について行ったと気づき、あわてて夫に報告。ちょうどその場にいたカンが、自分がチャヒョンを連れ戻すと申し出る。
女真族が北方を襲撃したという知らせが届くなか、国王が倒れてしまう。王に代わって頼れる世継ぎをすぐに定めるべきだと声があがり、大妃はフィを世継ぎにしようとするが、ヤンアン大君の策によりフィは戦地へ行くことに…。チャヒョンは行かないでほしいと訴え、仏の前で結婚の誓いを交わす。
カンの船から川に飛び込んだチャヒョン。彼女を助けたフィは、ついに自分の思いを告白する。フィはカンに、チャヒョンに手を出すなと告げる。そして、カンとナギョムの祝言の日が訪れる。花嫁の友人として出席していたチャヒョンは、そこでフィが王の弟、大君だと知ってしまい…。