ホ・リュンは女真族の頭目を捕える手柄を立てるが、報復として多くの民が捕虜となる。ミヒョンと共に女真族の捕虜となってしまったジュンがホ・リュンの息子だと知った彼らは、獄にいた頭目とジュンの交換を持ちかける。だが、上官の反対に遭い、父はその申し出を拒否せざるを得ない。父に捨てられたと聞かされたジュンは、一人逃げ出す途中ミヒョンの遺体を見つけて号泣する。途方に暮れるジュンは、再会した父に「自分の立場がわかった」と告げる。
軍官ホ・リュンの息子として生まれたジュンは、父のような武人になることを夢見ている。しかし、母が側室で賤しい身分の出であることから、本妻や異母兄のソクからは見下される日々を送っていた。そんなある日、書堂でジュンと比較され師から叱責されたソクは、ジュンを雪原に連れていき、服を脱がせた上に置き去りにしてしまう。 気を失っていたジュンは元内医院の医官だったという男に助けられる。その男は王族を死なせた罪を問われ、人里離れた村に流されていたのだった。ジュンは男のもとにいた少女ミヒョンが気になって再び村を訪ね、身寄りがないミヒョンと友人となり、楽しい時間を過ごす。間もなく、女真族が襲来し…。