スインからヨナのことを問われるも、正体を名乗れず苦しむユンガン。スインもユンガンのことは諦めようと心に誓う。そんな中、ユンガンは清に売られるヨナを助け出すため覆面姿の銃使いに扮し、ヨナが捕らわれている倉庫に向かう。だが、そこにはユンガンをはめようとするウォンシンがいた。スインもヨナを捜しにやってきて…。
商会所に使う建物を探すという半蔵に、スインは道案内を申し出る。道すがら半蔵の生い立ちを聞き出すスインだが、ユンガンにつながるものが何もない。思い切って黒傘を被せてみるが、その姿はユンガンにうり二つであるにもかかわらず、違うと否定されてしまう。銃使いを調べていたユンガンは彼を待ち伏せし、追い込むが…。
王は3年前の銃使いの事件を隠密に捜査させる。父に濡れ衣を着せた男の居所を知ったユンガンは銃を手に男を訪ね、事件の黒幕に会いに来るよう伝えろと言い去る。京畿褓商の商団長チェ・ウォンシンは半蔵に金鉱開発の商談を申し出る。半蔵に火薬技術者を会わせることになり、本物の技術者が来るまでのつなぎを頼まれたスインは…。
濡れ衣により逆罪者の息子として追われる身になったユンガンはスインの導きで逃亡する。別れを惜しむ中、スインはユンガンに羅針盤を渡し、2人は必ず生きて再会することを誓い合う。だが、舟が出た矢先、ユンガンは何者かの銃に倒れてしまう。3年後、日本の商人・長谷川半蔵が朝鮮にやってくる。スインは町で彼とぶつかり…。
ヨナが銃使いにさらわれ、ユンガンはジナンとともに助けに向かう。ヨナは無事に助け出すが、おとりとなったジナンを助けるためユンガンは再び山へ戻る。銃使いにより傷を負ったジナンはユンガンに亡き妻の死の真相を話し、改めて許しを請う。そして、窮地に追い込まれたジナンはユンガンにヨナを託し、銃使いのもとに向かう。