ピヒョンに最後の別れを告げたユシンは、民のために三韓統一の大業を成すという決意を新たにする。トンマンから謹慎令を出されていたチュンチュは、家族にも姿を見せずにいた。突然、チュンチュの自宅にピダムが率いる兵が押し寄せてくる。しかし、ボムミンは父の代わりに家族を守ろうとピダムに対抗する。朝廷では真平(チンピョン)王の容体が回復せず、ピダムが権力をより一層強めていた。そんな中、危篤になった真平王はトンマンに王座につくよう言葉を遺す。
ピヒョンを討ったユシン。涙を流すユシンに対し、ヨンチュンは、王室に仕える将軍として大逆罪人を討ったまでだと慰める。ユシンとピダムは、真平王を救うために神宮を攻める。王宮に戻った真平王は、マンファが王室の嫡統として王位を継ぐことを宣布するが、トンマンをはじめ朝廷は従おうとしない。そんな中、スンマンは百済の武王に密書を送り、助けを求める。逃げるスンマンたちの前に立ちはだかるユシンだったが、そこへ兵を率いたウィジャが現れる。
ピヒョンと密かに会ったことでトンマンから忠誠を疑われたチュンチュは、謹慎を言い渡される。マンファが王室の嫡統ではないと告げたピダムは、チュンチュとユシンにトンマンを王位につけようと持ちかける。一方、マンファの出生の秘密が知られたと聞いたスンマンは、マンファのへその緒を持ち出して王室の嫡統であることを真平王に涙ながらに訴える。真平王の勅書を受け取った朝廷は混乱に陥るが、トンマンは神宮を進撃することを決意する。
反乱軍と戦うチュンチュとユシンは劣勢に立たされる。そこに突如、兵を率いて現れたピダムにチュンチュたちは救われる。一方、ピダムの攻撃を受けたスンマンは、真平王とマンファを連れて王宮から逃げだす。それでもスンマンへの攻撃の手をゆるめようとしないピダムに対し、ユシンはピダムには何か魂胆があるのではないかと疑う。そんな中、ピダムがトンマンに、マンファが真平王の実子でないことを明かし、トンマンは衝撃を受ける。
真平王の救出に向かったユシンは、真平王の身代わりとしておとりになっていたピヒョンに刺され、致命傷を負ってしまう。その間に王宮に戻った真平王は、国の混乱を鎮めるためにマンファに譲位し、スンマンを摂政とすることを容認する。ユシンを襲ったピヒョンとスンマンの反乱を討伐するため、チュンチュはテヤ城の城主ピダムに反乱軍征伐の援軍を要請しに行く。しかし、ピダムは援軍を出すことと引き換えに朝廷を渡すよう要求するのだった。