スンマンが武王に送った密書を手に真平王の前でスンマンを糾弾し、太子冊立に反対するチュンチュ。スンマンが百済王に渡した香袋を手に入れるため、チュンチュはユシンと一緒に百済に向かう。一方、スンマンも香袋を手に入れようとたくらむが、怒った真平王はスンマンを反逆罪で廃位する。ピヒョンは鬼門を虐殺した新羅の朝廷に恨みを抱き、スンマンと手を組むことにする。幽閉されたスンマンだったが、密かに兵を訓練して軍備を整えていた。
真平王はナンビ城での戦で大きな功を立てた鬼門(キムン)を赦免すると約束し、ピヒョンは鬼門を解散することにする。そんな中、スンマンの実の娘で鬼門で育てられているヨンファは、自分が王宮から捨てられた身であると知ってしまう。一方、太子冊立の場でマンファが倒れ、巷に妙な噂が流れ始める。太子冊立が遅れるのを嫌うスンマンは、ピヒョンと鬼門にすべての罪を着せることにし、始末するよう真平王に仕向けて鬼門の人々を惨殺する。
チュンチュは同盟を裏切ったウィジャに剣を向ける。しかし、ウィジャに同盟の信義を守ることを信じていると伝え、高句麗軍との決戦を誓う。新羅の朝廷は出征軍の退却を求めるが、トンマンはスンマンに反対の意を示す。一方、戦場では新羅軍の兵糧が底をつき、兵士たちの士気も下がっていた。都ではトンマンを中心に貴族や民から財物を集めて米を買い、兵糧として出征軍に送る。それに決起した新羅軍は、高句麗軍と生死を懸けた決戦に挑む。
同盟を結んだにもかかわらず、百済軍の攻撃を受けたトンマン率いる新羅(シルラ)軍は危機に陥る。しかし、朝廷は援軍を派遣しようとはしない。新羅軍が窮地に追い込まれていることを聞いた真平王は戦場に兵糧を送ろうとするが、息子マンファの太子(テジャ)冊立を目論むスンマンは、トンマンに援軍を送ることを阻もうと画策する。日がたつにつれ新羅軍の戦況は悪くなり、真平王に援軍を要請するために兵は戦場に残り、トンマンだけを都に送ることにする。
高句麗(コグリョ)の侵攻から国を守るために百済(ペクチェ)と手を結び、高句麗を討つことを決意したトンマン。チュンチュたちの協力により密かにウィジャと会ったトンマンだが、スンマンに百済と内通していることを疑われる。ウィジャと同盟の約束をしたトンマンは、真平(チンピョン)王と朝廷を説き伏せるべくスンマンに取り引きを提案する。一方、スンマンはミョランを使って百済の武(ム)王に密書を送る。チュンチュやユシンと共に出征したトンマンは、ウィジャ率いる百済軍を待つのだが…。