ついにキム・ジュンが最高権力者の座に就き、盛大な祝宴が開かれる。一方、キム・ジュンは、元宗(ウォンジョン)の蒙古訪問に反対を主張するが、平和的解決のためと言う元宗(ウォンジョン)の懇願に、渋々ながらも入朝を黙認する。しかし、宋や日本の討伐のため兵力を提供するという蒙古の要求を持ち帰った元宗(ウォンジョン)に対し、キム・ジュンは、民の血が流される結果は変わらないと非難する。そんな中、イ・ジャンヨンは、イム・ヨンに接触し、王室への協力を呼びかける。
キム・ジュンは蒙古への徹底抗戦続行を主張し、それに動揺する文臣たちを非難する。一方、蒙古の新皇帝となるクビライに対面した太子は、撤兵の約束を取り付けて高麗に帰国し、24代王・元宗(ウォンジョン)として即位する。自ら進んで蒙古に屈しようとする元宗(ウォンジョン)の態度に憤りを覚えるキム・ジュンだが、パク・ソンビとイ・ゴンジュはキム・ジュンの過激な方針に困惑の色を隠せず、疲弊した民の現状を知るイム・ヨンもキム・ジュンの強硬案に反対する。
ついに挙兵したキム・ジュン。チェ・ヤンベクはチェ・ウィの私邸を厳重に警備するが、都房(トバン)の廃止を約束して王室を味方につけた革命軍により劣勢に追い込まれ、キム・ジュンとの対決の末、チェ・ヤンベクは敗れてしまう。チェ・ウィは処刑され、ここに王政復古が実現する。そんな中、蒙古軍の再度の侵攻に、太子が入朝する。親蒙古派の太子が王位を継ぐ立場にあることを憂慮するキム・ジュンだが、そこへ高宗(コジョン)崩御の知らせが舞い込む。
チェ・ハンの急病の理由を問い詰めるチェ・ヤンベクに対し、盲目的な忠誠心を非難するキム・ジュン。そんな中、再び蒙古軍が高麗を侵攻し、太子が蒙古を訪れることを条件に撤兵する。一方、病状が極度に悪化したチェ・ハンは、キム・ジュンに許しを請いたいと言いながら、息を引き取ってしまう。翌朝、チェ・ヤンベクはチェ・ハンの死を伏せたまま全臣僚を召集し、チェ・ハンの息子チェ・ウィが都房(トバン)を引き継いだことを宣言する。
食糧輸送路が絶たれ、民の状況が極度に悪化している江都(カンド)。キム・ジュンはチェ・ハン排除に動き出したことをパク・ソンビらに告白し、パク・ソンビは都房(トバン)の後継をキム・ジュンに託す。その頃、忠州(チュンジュ)城ではキム・ユヌの指揮により一か月に及ぶ蒙古軍の猛攻を退け、総司令官のイェグが戦闘中に負傷する。高宗(コジョン)が江華島(カンファド)を出て使者を迎え、王子の安慶公(アンギョンゴン)を人質にすることで蒙古軍は撤退するが、そんな中、チェ・ハンが急な病で苦しみ出す。