キム・ジュンが自害しようとするところへチェ・ヤンベクが駆けつけ、キム・ジュンとアンシムを連行する。そんな中、チェ・ウは家族たちを連れて奉恩(ポンウン)寺を訪れ、ソンイの最期が近いことを暗示させる。羅州(ナジュ)から凱旋したキム・ギョンソンをはじめ、家臣一同がチェ・ウに助命を願い出るが聞き入れられず、太子妃はチェ・ウを恨むあまり倒れてしまう。届けられた毒入りの酒を突き返すソンイ。チェ・ウは、キム・ジュンに酒を届けさせる。
捕らえられたチュ・ヨンジは、チェ・ウ擁立計画とキム・ヤクソンの謀反捏造を自白し、一方のパク承宣(スンソン)は、この計画がキム・ジュンとアンシムを助けるために仕組んだことだと言う。事実を聞いて衝撃を受けるチェ・ウ。キム・ジュンが許しを請うよう勧めるも、キム・ジュンさえ無事ならばそれでいいと言い放つソンイ。キム・ジュンはチェ・ウにアンシムとの関係を告白する手紙を残して都房(トバン)を去り、アンシムのもとで自害しようとする。
ソンイが独身に戻ったら結婚する気があるかとキム・ジュンに尋ねるチェ・ウ。その頃、チェ・ウの贈った酒がソンイの手で注がれ、キム・ヤクソンはそれを飲み干した。パク・ソンビが教定都監に就任し、キム・ジュンは別将に昇進する。キム・ジュンは、パク承宣(スンソン)の調査を進めるうちに、真実を暴けばソンイも無事では済まないことを知る。一方、羅州(ナジュ)ではキム・ギョンソンがイ・ヨンニョン兄弟を斬って反乱を鎮圧し、蒙古軍も撤退する。
太子夫妻やキム・ミがキム・ヤクソンの助命に奔走する中、イ・ジャンヨンらはこの機会に都房(トバン)を廃止すべきと高宗(コジョン)に進言する。そんな中、パク承宣(スンソン)は、さらにチュ・ヨンジをそそのかして、チェ・ウを王位に就けようと画策する。一方、キム・ヤクソンの処罰に反対するキム・ジュンは、密かにパク承宣(スンソン)の調査を行い、この謀反が捏造であることを突き止める。しかし、当のキム・ヤクソンは、重圧の日々から解放されることを願っていた。
パク承宣(スンソン)は、キム・ジュン暗殺を企てている一味を反逆者に仕立て上げようとソンイに提案し、チュ・ヨンジを利用して、近いうちに謀反が起きるとチェ・ウに警告させる。一方その頃、ソンイの娘である太子妃が男児を出産する。そんな中、チェ・ウは、キム・ジュンやアンシムを連れて掘浦川開発の視察に出向くが、そこへ謀反の知らせが舞い込む。折しも、近くの山で狩りをしていたキム・ヤクソンが、謀反の首謀者として捕らえられる。