クァンヒョンは師匠サアムが考案した鍼による止血法を思い出し止血に成功する。残るは破傷風の危険だ。クァンヒョンは新しい方法で世子を治療するが破傷風になりかけてしまい、残る予防法は煎じ薬だけになる。だが処方には一つ、難題があるのだった。 一方、謎の男はチェ・ヒョンウクというサアムの元弟子だった。世子の破傷風を止められるクァンヒョンの知らない方法を自分は知っているとミョンファンに断言するのだが…。
クァンヒョンの外科手術で多くの民が救われたが、その一方で破傷風の問題が解決せず。外科手術を恐れた患者たちが治療を拒否する。何とか破傷風を治す方法を見つけるためクァンヒョンは自分の腕の腫気で実験することに。 その頃宮廷では、世子の顔にできた腫気が治らず治療を任されるクァンヒョン。手術は順調に進んだが、縫合寸前に出血が止まらなくなる。ミョンファンの前に現れた謎の男はそうなることを予言していた。
死んだはずのクァンヒョンが現れ、みんな驚く。清国で大きな手柄を立てたものの、クァンヒョンは逃亡者の身。その処遇に迷う顕宗にクァンヒョンは、コ・ジュマンの遺志を継ぐために処刑される危険を承知で帰国したと答える。敬愛する亡きコ・ジュマンの理想を思い出した顕宗は、クァンヒョンを赦免して医官に任ずる。 クァンヒョンは思い出の場所で三年ぶりにチニョンと再会し、二人は互いの気持ちを確かめ合うのだった。
病が治ったオ・ギュテを見て愕然とする顕宗。ミョンファンを信用できなくなった顕宗は施療庁の不正を徹底的に暴こうとする。 チニョンは謎の医師の処方箋を見てクァンヒョンの筆跡だと気づき涙する。彼女はクァンヒョンがもうすぐ帰ってくると確信する。 そんな中、清国の使節団が訪れることに。使節団が到着し歓迎の宴が催される。ミョンファンに治療の礼を言う特使だが感謝されるべき者は他にいると言い、そこに現れたのは…。
前右議政のオ・ギュテが体の一部が壊死する脱疽に侵された。顕宗は施療庁に彼の治療を一任する。だが手の施せない状態だとミョンファンが諦めたため、オ・ギュテの息子は巷で噂になっているクァンヒョンを捜し出す。クァンヒョンは脚を切断すれば治ると言う。驚いたオ・ギュテの息子は彼を追い出す。 だが、病状が悪化し、その過程がクァンヒョンの言うとおりだったためオ・ギュテはクァンヒョンに手術をお願いするのだが…。