Angler アングラー
Profile プロフィール
前西喜弘 (まえにしよしひろ)
紀伊半島を中心に磯のグレ釣りを得意とするフカセ釣りのエキスパートだが、大阪湾の防波堤でのチヌやグレ釣りにも精通する。敷居の高いイメージがあるフカセ釣りをシンプルに、簡単に…と言う思いで、初心者にも分かりやすく、こなせるように解説する。フカセ釣り以外にも波止や船からのマダコ釣り、波止のタチウオ釣りなど四季折々のターゲットを楽しみ、それぞれのジャンルで名手として知られるマルチアングラー。がまかつインストラクター。
Profile プロフィール
福谷清志 (ふくたにきよし)
テレビ大阪アナウンサー。スポーツ実況からニュース、バラエティまでこなすアナウンス部のエース。いつもは、フィッシングDAYSのナレーションを担当。釣りは全くの初心者だが、番組内で釣りを経験して、今や脱初心者!? 今回は番組内でも2度目の挑戦となったチヌのフカセ釣りで、本人のファンでもある子供をサポート…のはずが、持っている男から、やらかす男に変身？
Tackle タックル
がまかつ がま磯 アルデナ
ロッド全体の張りと軽量化により、操作性抜群の磯用ロッド。一見、先調子のような操作性ながら、魚を掛けると曲がり込んで粘り、魚を浮かせる「がま磯調子」を兼ね備えたモデル。1号4.7mクラスのロッドで、自重は160gと超軽量で、一日振り続けても疲れを感じない反面、大型チヌに対しても粘って浮かせるため、細ハリスでの攻めも展開できる。前西さん愛用の4.7mのショートタイプロッドは、軽くて操作性がよく、いざチヌを掛けた際にはその短さをまったく感じさせない前西さんおススメの長さである。
オキアミコーンチヌ
近年、波止のチヌフカセでは１つの鈎に２種類のエサを刺した複合エサが一般的になっている。特にエサ取りの多い時期には取られにくいコーンを多用する。そんな複合エサの代表とも言える「オキアミ＋コーン」を想定した鈎が「オキアミコーンチヌ」だ。軸部にプレス加工を施し、複数のエサを刺した際のエサのズレを防止する。また、コーンや黄色いネリエを使用する際になじみのよいイエローカラーを採用した。サイズは２～５号の４アイテム。
Target ターゲット
クロダイ（チヌ）
日本を代表する釣りのターゲットがチヌ（クロダイ）。各地方で多彩な釣り方がそれぞれに発展、進化を遂げ、チヌを求めて釣行を繰り返すマニアが多いのも特徴だ。波止、磯、筏、船、サーフなど釣りのバリエーションは非常に多く、それぞれの釣り方で入門者からベテランまでを受け入れてくれるありがたい魚だ。基本的に黒潮域の外洋より、内湾や河口などに多く生息する。雑食性のため、地方や釣り方によってエサのバリエーションは非常に多い。40cmを超せば良型、50cmを超すと「年なし」と呼んで釣りの目標サイズとなる。さらに60cmを超すチヌは「ロクマルチヌ」と呼ばれ、釣り人のあこがれ、夢でもある。
Field フィールド
大阪・堺港沖波止
大阪府堺市の出島漁港から渡船利用で渡る沖堤防は、古くから大阪近郊の釣り人に親しまれている好釣り場だ。宇部波止、セル石、新波止など雰囲気がまったく違う釣り場が集まる。年間を通じて釣れるチヌは落とし込み、ヘチ釣り、フカセ釣り、紀州釣りなどで狙える。また、季節により、アジやサバなどのファミリーフィッシングから、ルアーやノマセ釣りでの青物狙い、ガシラ（カサゴ）やアコウ（キジハタ）などの根魚狙い、夏場にはマダコ釣りでも定評がある。
