Angler アングラー
Profile プロフィール
三石忍 (みついししのぶ)
千葉県在住ながら、地方への遠征釣行もこなし、年間釣行は130日を超える超スゴ腕アングラー。東京湾、大阪湾を始め、船のタチウオ釣りでは卓越した理論と実践で驚きの釣果を上げる。また、釣りの解説も非常に分かりやすく、釣り教室の講師としても人気が高い。カワハギ釣りでもメーカー主催の競技会で優勝するなど、技術を要する繊細な釣りを得意とする。がまかつテクニカルインストラクター。
Profile プロフィール
田中義博 (たなかよしひろ)
東京湾のカワハギ釣りを始め、ヒラメやタチウオ、コマセでのマダイなど船のエサ釣り全般に精通する。基本的に共通なのは「攻め」のスタイル。がまかつフィールドテスター。
Tackle タックル
がまかつ ライブラエクスレンジ
用途の幅が広く、汎用性の高い船ライトゲーム用の竿として登場した「ライブラエクスレンジ」。チューブラとカーボンソリッドである「スーパートップ」を併用したハイブリッドブランク仕様で、軽量化と高感度化を実現した。エサ釣りでのライトゲームから、ライトジギングなどのルアーゲームまでをカバーできる豊富なラインアップが売り。タイプはもっともライトな「L(1.8m)」から、ヘビータイプの「XH(2.25m)」までの10機種が勢ぞろい。全機種ともにライン絡みを防止するスパイラルガイド仕様で、ダウンロック式のリールシートなど、操作性と感度を高める機能が集約されている。
ファイバータチウオ ST-R
「ケン付タチウオST-R(リアルケイムラ)」をベースにアピール力を高めるため、ケイムラのファイバーをチモトに取り付けたモデルが「ファイバータチウオST-R」。食い渋るタチウオにもケイムラファイバーで、より食い気を誘発し、早い食い込みを促す設計。サイズは「2/0」と「3/0」に2号数で、ファイバー部分のカラーは「ケイムラ」、「ケイムラレッド」、「ケイムラピンク」、「ケイムラグリーン」の4アイテムがラインアップ。
ケン付タチウオST-R
タチウオ釣りの際に遠投やアクションを繰り返してもエサがズレにくい設計となっているのが「ケン付タチウオST-R」。軸に設定されたケンの向きや数、位置、大きさなどを徹底的に突き詰め、エサの固定力を大幅にアップした。エサの固定力が高いため、身エサなどを刺しての遠投にも十分対応している。カラーは赤とリアルケイムラのほか、貫通性能の高いナノスムースコートを施したタイプの3種類がある。号数はそれぞれ、1/0~4/0の4サイズがある。
Target ターゲット
タチウオ
身体の形状が刀に似ることと、その魚体の銀色も相まって「タチウオ=太刀魚」と名付けられた説や、通常、頭を上にして立って泳ぐ姿から「タチウオ=立ち魚」と呼ばれるようになった説などがある。日本では北海道から九州南部沿岸に広く分布し、瀬戸内海にも多い。フィッシュイーターのため、波止や船から魚や切り身をエサに狙ったり、ルアー釣りのターゲットとしても人気がある。釣った魚を体長や重量で評することも多いが、タチウオに関しては「幅(体高)が指4本」という具合に、体高を指の本数で表すことも多い。体表には鱗がなく、グアニン層と呼ばれる色素の層があり、指で触っても簡単にはがれる。このグアニン層から銀粉を採取して文房具や化粧品のラメに用いられていた。歯が鋭く、指などで触れると深く刺さり込み、血が止まりにくい傷となるので釣り上げた際の取り扱いに注意が必要。
Field フィールド
神奈川・相模湾 平塚沖
神奈川・相模湾は三浦半島西岸から真鶴岬へと続く海岸線で囲まれた湾で、広く太平洋に口を広げている。また相模湾の中央部には水深1000mを超す海底谷である「相模トラフ」がある。比較的沿岸近くから深海へと続くことや、黒潮の影響を受ける地形でもあるため、沿岸から深海にかけての多様な生物が確認されている。そのため、釣りの面でも多彩なターゲットで知られる。相模湾を形成する海岸線のほぼ中央付近に位置する平塚沖も年間を通じて多彩な魚種で賑わい古くから関東エリアの釣り師に親しまれている。近年は、アジやマダイに加え。アマダイやタチウオなどでも注目を浴びるフィールドとなっている。