フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

早田昭浩 (そうだあきひろ)

Profile プロフィール

早田昭浩 (そうだあきひろ)

19歳の頃にイシダイ釣りに目覚めて以降、底物歴は35年を超える。底物一筋に全国を駆け巡る熱き行動派底物師。手持ち、置き竿、遠投とイシダイ釣りにおける各釣法をこなすマルチイシダイ師でもある。在住する九州エリアでは手持ちでの釣りが多いものの、より大型を求めるには遠投釣法も必要と考え、九州を離れて7年間関東に移り住み、関東での置き竿、遠投釣法を学ぶ。常に60㎝オーバーに的を絞っての釣行を繰り返す大物派。自己記録は73.3㎝。がまかつフィールドテスター。

Tackle タックル

がま石 レギスⅢ あわせ500

がま石 レギスⅢ あわせ500 がま石 レギスⅢ あわせ500 がま石 レギスⅢ あわせ500 がま石 レギスⅢ あわせ500

底物釣りの釣法別に機能を突き詰めた4タイプがラインアップされている「がま石レギスⅢ」。手持ちでの磯際攻略に特化した「手持ち500」、磯際から近距離のポイントを攻める際に確実に鈎掛かりさせるパワーを持たせた「あわせ500」、中距離のポイントでの置き竿釣法用に設計された「くわせ520」、遠投釣法用にパワー及び穂先感度を高めた「遠投540」があり、釣法に応じて最適な長さを設定。遠投、くわせタイプではキャスティング時に糸絡みを防止するためにLCガイドを逆付けしている。4タイプとも4本の並継仕様。

がま石

がま石

磯からのイシダイ狙いでは古くからスタンダードな鈎として愛用者も多い「がま石」。鈎のチモトはワイヤーハリス接続用の「穴(環)」と、ナイロンハリス用の「撞木(しゅもく)」の2タイプがある。穴タイプは黒色でサイズは10号と12~18号までの8号数、 撞木タイプは銀色で13~15号の3号数がラインアップされている。

Target ターゲット

イシダイ

イシダイ

スズキ目スズキ亜目イシダイ科に属し、水深数mから100m以上の深場まで生息するが、比較的浅い磯場に多い。国内では北海道沿岸から九州沿岸まで広く分布するが、日本海よりも太平洋側に多い。若魚のうちは太く黒い横縞が特徴的で、成長とともに縞模様が消えて雄はやや黒っぽく、雌は銀白色になる。似た仲間であるイシガキダイが老成すると口の周りが白くなるのに対して、イシダイは黒くなる。サザエなどを割って食べるほど歯が強固なので、ワイヤーハリスや極太の鈎を使うなど釣りでは豪快なイメージが強い。

Field フィールド

愛媛・武者泊

愛媛県の南部に位置し、北は宇和島市、東は高知県宿毛市と接するのが愛南町。古くから四国屈指の磯釣り場として知られる武者泊や中泊の他、超大型チヌが釣れることで一世を風靡した御荘湾などを有する。武者泊や中泊は大型尾長グレが釣れ盛り、大物を求めるグレ釣りファンがこぞって押し寄せて一大ブームになった時期もある。グレ釣りで有名なフィールドではあるが、底物ではイシダイ釣りも実績が高く、超大型狙いと言うよりは四国でも有数の魚影の濃さをほこる。

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