フィッシングDAYS あすの釣りをひらく

Angler アングラー

赤松拓磨 (あかまつたくま)

Profile プロフィール

赤松拓磨 (あかまつたくま)

学生のころからバスフィッシングに没頭し、現在はルアービルダーとして活躍中。日頃からルアーサンプル制作からフィールドでのテスト釣行を繰り返しながら、休日もプライベートで釣行を重ねるアクティブなアングラー。ホームグラウンドは兵庫・東播エリア。今回の五三川でも活躍したラグゼ・ラフィン、アベンジミノー110の生みの親でもある。

大津乗彦 (おおつのりひこ)

Profile プロフィール

大津乗彦 (おおつのりひこ)

週末を中心に岐阜・養老水系でバスのガイドを行う。卓越した理論と、気さくな人柄で地元を始め、現地を訪れるアングラーに人気も高い。元々、ハイプレッシャーフィールドの五三川ではクランクベイトでの攻略が第一と考え本人がプロデュースし、同地でテストを繰り返して開発されたのがアベンジクランク100。

Tackle タックル

LUXXE・アベンジ

LUXXE・アベンジ LUXXE・アベンジ

オカッパリでのバスフィッシングを想定して開発されたロッドが「ラグゼ・アベンジ」シリーズ。ショアから狙うポイントは非常に多彩なバリエーションがある。そんな細分化されたフィールドごとに機能を徹底的に追求した12機種がラインアップされている。5gまでのライトリグを使いこなしやすいウルトラライトクラスの「S61UL-F」を始め、6ozクラスのビッグベイトを扱うためのヘビータイプの「B68XXH-R」までが揃う。今回はクランク用として両アングラーともに「B66M-R」をチョイス。

LUXXE・イフリート

ルアーコントロールやリアクションバイトを誘発する軽快な操作性を追求したバスロッドが「イフリート」シリーズだ。また、大型ブラックバスを掛けた際のバットパワーがすさまじく、軽量&パワーを両立させることに成功した。今回は大津、赤松両氏ともにミノー用として使用。110mmクラス以上のミノーをキビキビと動かし、リアクションでのバイトも見逃さない高感度設計。ベイトロッドはライトなB67M-RFから、ヘビーモデルのB76XH-Rまでの6機種、スピニングロッドはS70MH-Fとソリッドティップを搭載したS66M-solid.RFの2機種がラインアップされている。

アベンジクランク100

アベンジクランク100

ハイプレッシャーフィールドにありがちな極端なバイトゾーンの狭さをカバーするため、テンポよく広範囲を攻めることができ、カバー回避能力を高めるだけでなく、障害物に接した際に軌道がそれることなく思ったコースをトレースし続けることができる「食わせのクランクベイト」として開発されたのが「アベンジクランク100」。デッドスローからファストリトリーブに至るまで動きが崩れることなくバスを誘い続ける。全長は55mm、重量は3/8oz。

アベンジミノー110F

アベンジミノー110F

通常、ミノーの性能としてはリトリーブアクションに重きを置くか、ジャークアクションを重要視するかでタイプが分かれると言っても過言ではない。2024年に発売された「ラグゼ・アベンジミノー110F」は相反する2つの性能を両立させた優れもの。ボディヘッドとテールを細くすることでキレのあるアクションを生み、リトリーブ時には細かく強いキックアクションで誘う。この2つのアクションを両立させるキモとなったのがルアーの姿勢。浮力バランスを突きつめるために背面に空気室を設けた。全長110mm、重量は1/2ozのフローティングタイプ。

Target ターゲット

ブラックバス

ブラックバス

和名は「オオクチバス」。淡水に生息するが日本のスズキに似ており、スズキ目に属する。元々は食用に持ち込まれたものが繁殖したのだが、特定外来生物に指定されており、リリース禁止、移動の禁止など外来魚対策を定める場所も多い。しかし、漁業権を設定して、遊漁として料金を支払って釣りができる、観光資源としての役割を持たせる自治体も多い。今回訪れた岐阜県五三川、養老水系でも漁業権が設置され、遊漁料を支払うことで安心して釣りができる。

Field フィールド

岐阜・五三川、養老水系

岐阜県五三川及び養老水系は近年、バスフィールドとして注目を浴びているエリア。入漁料金を支払うことで大手を振ってバス釣りに専念できる。各釣り場に保有されるバスの量には定評があり、釣り人用に「アングラーズパーク」と呼ばれる駐車場が設置されるなど、釣り人の誘致を行っている。五三川は元々、点在する水田用のため池を水路でつないだ形状。そのため、ため池部がワンド状に、それをつなぐ水路は狭い釣りとなり、必然的にバリエーション豊富な釣り場を形成している。ただし、人気のエリアだけに人為的なプレッシャーも高く、バスに出会うためには繊細な釣りを要求される高度な釣り場でもある。

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