2011年10月10日(月)
アールティ
アールティは、神戸を中心にインド料理レストランを5店舗経営しています。
インターネット上では、約50種類のカレーやナンなどを販売しています。
ネット通販の拠点となる厨房では本場の味を再現するために、インド現地のやり方を取り入れています。インド人のコックさんが約20種類のスパイスを調合してカレーを作り、ナンは生地作りを手ごねで行い炭火で焼いていました。トマトはイタリア産、小麦粉の質は高級ランク、材料は全て無添加にしています。この強いこだわりはレトルト食品は絶対に作りたくない、レストランの味をそのまま家庭で食べてもらいたいというオーナーの熱い思いがあるからだそうです。ネット通販の開始当初は月3万円ほどの売り上げでしたが、今や口コミなどで、月2000万円ほどに伸ばしています。
アールティの次なる一手ぷらす+は工場で通販売り上げを拡大するのではなく、大阪や東京とレストラン展開をすること。やはり「レストランの味」のコンセプトは一貫しています。あくまでも手作りにこだわりたいと話すオーナーは、女性です。経営の根底にあるは母性愛なのかもしれないと思いました。