1 2 3 4 5 6 7

2011年12月12日(月)

ワコー株式会社

約7000種類の日用雑貨を製造販売する企業です。
和歌山県海南市に工場を併設した本社を構えています。
企画から製造までを一貫して行うことにより、短期間で新商品ができることが強みです。
写真は水を含ませるだけで汚れが落ちるという、洗剤要らずのスポンジです。
どこよりも早く販売できたことが、看板商品へと繋がりました。
洗浄力の高さにデザイン性を持たせたアイデア商品で、魚の形をしています。
主婦が毎日立つ台所には、デザインがかわいいものが良いと開発されました。
自社商品以外にも、複雑なカタチやキャラクター挿入を要求されるOEM商品にも対応しています。
OEM出荷量は国内ナンバーワンになります。
コンピュータ上でプログラミングして加工する技術はスピーディな製造が可能で、 スポンジだけで売り上げ全体の6割を占めています。
機能やデザインのほかにも、製造過程で使用する薬品にもこだわりがあります。
袋の開封時に石油系の独特の臭いがしないのも、主婦に支持されているポイントだとか。
私も、愛用しています!

2011年12月5日(月)

京阪エンジニアリング

約25年にわたり薪ストーブや暖炉の輸入販売を手がける企業です。
薪ストーブ本体の価格は50万円前後で、設置費用などを含めると100万円ほどかかります。
また燃料費も1シーズン15万円くらいを見ておかなければいけません。
しかし、炎を見ているだけで優雅な気分になり、非日常の空間に浸れます。
薪ストーブは、「不景気こそ売れる」そうです。
仕事帰りに飲んで帰っていたお父さんが家に早く帰って、ストーブを囲んで家族揃って食事をする機会が増えます。
このように家族団らんを求める世帯に注目されています。
取材では、現代のスイッチを押すだけで使える暖房器具に比べると、薪ストーブは手間がかかるということを感じました。
でも、ゆらめく炎に癒され、じんわりとした優しい温もりを体感し、さらに炉内で焼いた絶品ピザを食する頃には、 すっかり薪ストーブの魅力にはまっていました。
マンション住まいの私には、夢の世界です・・・。

2011年11月21日(月)

能勢さとやま創造館

大阪・能勢で炭づくりをしている企業です。12月から初春にかけての寒さ厳しい時期に炭焼きが行われます。クヌギの伐採から、じっくり9日間かけて窯で仕上げます。窯の微妙な温度管理は代々受け継がれたものであり、500年の歴史があります。
「菊炭」は主に、茶道の世界で使われています。熱の伝わり方が、茶釜に合っているそうです。また火の子の音の心地よさ、灰になるまでくっきりと菊の形をとどめる美しさなどから、千利休も愛用したといわれています。
そんなこの企業の次なる一手ぷらす+は、炭の持つ消臭効果や調湿効果を生かした「インテリア」としての商品展開です。取材当日、ホームページを見て興味を持った英国在住の日本人が訪れていました。ぜひ海外で、菊炭の壁掛けや、オブジェなどを販売したいと話されていました。今後はさらにサイトを充実させて茶道の世界だけでなく一般にも認知してもらい、特に海外のヨーロッパやアメリカなどに販路を広げていきたいそうです。
私が「炭」をイメージすると、肉や野菜がどのように焼けるか!ということが気になります。さっそく、量販店で売られている炭と比べてみました。特徴としては、焼き上がり時間は短く、中までむらなく火がとおっていました。これによって、食材の旨味を逃がさないように焼けていました。 バーベキューをする時は、菊炭をインターネットで取り寄せしようと思いました。一般的な炭の約5倍の値段ですが、価値ありです!

2011年11月14日(月)

白鳩

客の満足度が高い店に贈られる楽天市場の「ショップオブザイヤー」を4年連続受賞しています。
1997年のネットサイト開始の売り上げ3億円から、現在は19億円へと右肩上がりに成長しています。
メーカーの商品を販売するだけでなく、 バストのサイズで困っている人のニーズに応えるためにAAサイズやIサイズがある独自ブランドも展開しています。
配送の速さ、対応の良さ、価格の安さ、商品の品揃えの4点で更なる満足と売り上げを目指しています。
そして次なる一手ぷらす+は、2011年10月末に竣工した「新社屋」です。
新社屋では女性が気持ちよく働けるよう、カフェのような休憩室、立ち仕事で疲れた足を休めるための和室、 目に優しく、落ち着けるパステルカラーのブラインドなどが整備されています。
それは新社屋を使用するメインが、従業員の約85%を占める女性従業員という理由です。
女性が欠かせないモノづくりの現場で、女性の意見や能力が最大限に発揮されるよう女性従業員の意見を取り入れていました。
従業員の幸福度や仕事への充実度のアップが、顧客満足度に繋がると社長は考えます。
取材した日は真新しい建物の匂いがぷんぷんする中、女性にとって興味津々な商品の数々に私まで心躍りました。
男性スタッフは、少々肩身が狭かったみたいです(笑)