2010年11月22日（月）

「楠野製作所」

親子３世代、ゲーム機一筋の企業でハイテクを駆使したゲームが主流になる中、ローテクにこだわります。ゲームセンターの入り口や目立つ場所にある“景品を取るゲーム機”。他社製品はクレーンやつかみ取りが主流ですが、ここではハサミで糸をカットして景品を落とす方法。一度も成功しない私にはセンスがありませんが、熱く燃えました。施設のリピーターになってもらうための存在。今後は海外にも販売展開を考えているそうです。

2010年11月15日（月）

「丸エム製作所」

先代が温泉につかりながら窓際を見たとき、ネジがさびているのを発見。「さびないネジ＝ステンレスネジ」を80年前に初めて開発製造した企業です。ネジメーカーは多数ありますが、ライバルはいないと松元社長は言います。伸びるネジ、鉄の1/４の軽さのネジなど、その種類はなんと４万。得意とする金属配合技術で、世界で唯一のネジを作ります。現在は合金技術を歯科矯正のワイヤーにも応用しようと力を入れています。これにより矯正期間を短縮できるとか。私の矯正には間に合いませんでしたが、今後の歯科矯正業界には朗報ですね。

2010年11月8日（月）

「オンリーワン」

100年以上前に誕生して、誰からも愛されるキャラクター「キューピー」。現在は著作権フリーとなっています。この会社では、3000種類のご当地キューピーを企画製造しています。鼠や猫など世界的有名キャラクターは版権が高いうえ、商品化には数万ロット単位。オンリーワンのキューピーは、1千ロットから受注。企業や学校、動物園などの施設からのオファーもあるそうです。みなさんが所属している団体のキューピー、いかがですか？（笑）

2010年11月1日（月）

「チュチュアンナ」

国内に200店舗以上、中国には3店舗展開し、2500種類以上の靴下やストッキングを販売しています。店作りの鉄則は「主役３：脇役７」。本当に売りたい商品の周辺には、あまりかわいくない商品をディスプレイして際立たせる。若い社員のアイディアや意見を柔軟に取り入れる社長。旬を逃さない商品化へのスピードに圧倒されました。この冬は、私の足下もレッグウオーマーが活躍しそうです。