ショックで倒れたウンギは目を覚ますが、記憶が後退し、マルが誰かもわからない。混乱して荒れるウンギの世話を焼きながら、マルはウンギに自分を責めず俺を責めろと話す。そんなマルの言葉を聞き、大声をあげて泣くだけ泣いたウンギは、穏やかな姿に戻る。断片的に記憶を取り戻し始めたウンギは、チュナに会い、以前自分に話してくれたマルに関する情報の真意を問うが、チュナはごまかす。ウンギは早く記憶を取り戻そうと躍起になり…。
ウンギとの生活に幸せを感じるマル。だが、そんな中、テサングループの告訴によりマルのもとに検察の捜査が入る。ジェヒにはめられたことを察したマルは、逆にジェヒに脅しをかけるのだった。一方、ウンギはマルのためにも早く記憶を取り戻そうと、1人で実家に向かう。家の前でジェヒに会ったウンギは、家にあがって食事をすることに。ウンギが実家に行ったと知ったマルは急いで向かうが、記憶のないウンギはアレルギーのある貝を食べてしまい…。
マルと暮らし始めたウンギは、彼のサポートにより会社に復帰するための準備を始める。そして、マルとともにジェヒの会長就任式の席に出席する。皆の前で挨拶をし、事故の後遺症から全快するまで、婚約者のマルに業務代行を委任すると告げる。突然現れた2人にジェヒは驚きを隠せない。一方、アン弁護士はウンギの様子を不審に思い、状態を確かめようと彼女を呼び出す。そんな中、ウンギの脳裏には過去の記憶の断片がよぎり…。
マルはウンギがジェシクにさらわれたことを察し、行方を追う。ウンギを見つけ出したマルは、容易に人を信じて騙されるウンギに怒りをぶつけるが、ウンギはそんなに自分を嫌いなら、もう終わりにすると泣きながら言い去る。そんなウンギのことが気になって仕方ないマル。ジェシクからジェヒがウンギを狙っていると聞いたマルは、ウンギのもとに急ぐ。だが、アン弁護士にウンギの居場所がばれ、マルは見つかる前にウンギを連れ出そうとするが…。
マルの前に、記憶を失ったウンギが現れる。カメラに残っていたマルの写真を見て、会いにやってきたのだった。事故の後遺症で脳に障害が生じたウンギは、ジェヒの目を避け、隠れてリハビリをしながら暮らしていた。記憶を取り戻すため協力してほしいと言うウンギに、自分とウンギは何の関係もないと追い払うマル。偶然来あわせたジェシクは、ウンギが失踪したテサングループの後継者と知る。ウンギはマルが呼んでいるとジェシクに騙され…。