大統領夫人の贈賄疑惑を調査する特検となったハリュは、関係者を次々暴いてダヘを追いつめてゆく。一方ダヘは特検チームを解体させるべく、ハリュの指紋を法務部長官に照会させ正体を暴こうとしたり、ヤンホンに殺害を依頼したりするが、先手を打ったハリュの策より失敗に終わる。そしてハリュが不正の確実な証拠を掴もうとする中、ついにドギョンがペクハクグループからダヘに渡した不正資金の存在を公表し、大統領府への家宅捜索令状が下りる。
ダヘはテイルに対し、テイルの隠蔽工作に加担した証人とチャンハクの自白を握りつぶす条件として、結婚を強要する。他になす術のないテイルは婚姻届にサインし、ダヘは大統領夫人の座にまで登りつめる。一方ハリュはダヘの自叙伝出版に合わせ、ダヘの過去を描いた「天使」というマンガをインターネット上で公開する。マンガがヒットするにつれ、内容が大統領夫人の実話ではないかという噂が広がってゆく。
ダヘはチャンハクの10年前の殺人を材料にドギョンを脅迫し、ソク・テイル候補のための選挙資金を要求する。しかし当時チャンハクの殺人を自殺に偽装する工作をしたのはテイル自身だった。ドギョンが脅迫されていることを知ったチャンハクは、テイルを失脚させられるならと自首を決意する。ハリュはチャンハクから殺人の証拠の動画ファイルを預かり、テイルが罪を免れないようにするために状況分析を開始する。
ダヘは殺人の罪で警察の取り調べを受けるが、ヤンホンがすべての罪をかぶったため釈放される。しかし選挙戦の切り札だった機密書類を失ったダヘは、今まで脅していた有力者達から背を向けられ、窮地に立たされる。激怒したテイルに最後のチャンスを願い出たダヘはチャンハクを訪ね、ドギョンが自分を刺したことを話して選挙資金を脅し取る。それを見ていたジミは、ダヘに対し選挙への協力を条件に、自分の夫の死の真相を話すよう提案する。
ソク・テイル大統領候補の参謀として出馬会見場を訪れたダヘは、ドフンの事件に関係していると疑い激情にかられたドギョンに腹部を刺されてしまう。呆然とするドギョンを連れ去ったハリュは焦るが、ダヘは大統領選に支障をきたすとして、訴えることを踏みとどまる。一方ドフンの事件に関して警察の捜査が進まない中、ハリュは独自にダヘのアリバイを崩そうと捜査を開始する。