ダヘはハリュがホストをして稼いだ金で自分が生活していたことを知り激しく動揺する。愛する家族の為にホストを辞める決意をしたハリュの気持ちとは裏腹に、ダヘのハリュに対する想いは冷たくなっていった。そんな中、ハリュはダヘの義父殺害が発覚することを恐れ、ダヘを会社近くのマンションに1人暮らしさせる。その部屋は偶然にも、ドフンが1週間前に引っ越した部屋の隣だった。ダヘに好意を持ち始めたドフンは、ダヘが隣に住んでいることを知ると、積極的にアタックを始める。
乗馬クラブで義父を刺殺してしまったダヘ。その場に駆けつけたハリュは「自分が殺した」とダヘに言い聞かせる。2人は死体を埋め、逃げるようにソウルへ引っ越す。
5年後。事実婚の2人の間には娘ウンビョルが誕生していた。ハリュは生活の為、ダヘに「ビアホールで働いている」と嘘をつき、ホストクラブで働いていた。大学を卒業したダヘは、国内屈指の大企業ペクハクグループの面接試験のためハリュに新しい服と靴を買ってもらうが、面接に向かう途中、地下鉄で靴を片方失くしてしまう。その靴を拾ったのは、ペクハク会長の御曹司ドフンだった。
大統領夫人チュ・ダヘを捜査する特別検事補のハリュが、大統領府の家宅捜索にやってくる。ダヘと2人きりになったハリュはこうつぶやく。「この捜査は序の口だ、大統領夫人は人殺しだ」。ダヘは隠していた拳銃をハリュに向ける・・・。
──12年前。乗馬クラブで働くハリュは、とある家に借金の取り立てに行く。するとそこには幼い頃に児童福祉施設で共に過ごしたダヘが力なく座っていた。ダヘの困窮ぶりを知ったハリュは彼女を引き取り、貯金をはたいて大学に行かせる決意をする。貧しさから抜け出す兆しが見え、ハリュとの幸せを喜ぶダヘ。しかし、そんな彼女の前に、虐待を繰り返していた義父が現れる。