大梵山にある舞天女の祠に閉じ込められた魏無羨と藍忘機たち。襲い掛かる村人たちを操っていたのは温晁だった。江澄と温情も合流し、魏無羨と藍忘機は幻音の霧の中、温晁の梟を始末し、村人たちも正気に戻る。実は舞天女の像に埋まっていた陰鉄が温若寒に奪われたため、像が村人たちの霊識を吸収していたのだ。温情と別れた魏無羨たちは櫟陽へと向かうが、櫟陽では地元の仙家である常氏一族が突然 姿を消すという事件が起きており…。
江澄たちに何も告げず、藍忘機を追った魏無羨。藍忘機と共に残りの陰鉄を探しに行くが、常に不気味な梟にあとをつけられていた。潭州に入った2人は聶懐桑と遭遇、蒔花女の屋敷に陰鉄があると突き止めるが、すでに温晁から陰鉄を奪われたあとだった。その頃、魏無羨を追って蓮花塢をあとにした江澄は温情から大梵山で魏無羨たちの身に危険が迫ると知らされる。一方の魏無羨たちはすでに大梵山にある村に到着、老婆から舞天女の祠へと案内され…。
寒潭洞で藍氏家主 藍翼に出会った魏無羨と藍忘機。藍翼は2人に陰鉄の災いを食い止めるよう託して霊識は消滅する。寒潭洞から戻った魏無羨だったが、天灯を揚げる際、江厭離に対する金子軒の態度に激怒、取っ組み合いのケンカとなる。蘭氏の宗主、江氏の宗主も集まり協議する中、江宗主は娘と金子軒の婚約解消を申し出るのだった。そして座学も終わり江氏一行も雲夢への帰途につこうとするが、魏無羨は藍忘機が陰鉄を探しに行くのではないかと踏み…。
水行淵を退治し雲深不知処に戻った魏無羨は江澄たちと酒盛りをするが、その現場を藍忘機に目撃されてしまう。魏無羨は藍忘機を術にかけて酒を飲ませるが、すぐに酔い潰れた藍忘機は魏無羨の部屋で寝てしまう。翌朝、藍啓仁は大いに怒って魏無羨や藍忘機に重い罰を与えるのだった。一方、藍曦臣は罰の傷を裏山の冷泉で癒やしてはと魏無羨に勧める。冷泉に到着した魏無羨はそこで藍忘機に遭遇するが、なんと2人は冷泉の底へと引きずり込まれてしまい…。
座学で叱責され藍忘機の監視の下、蔵書閣で3日の筆写の罰を受けた魏無羨。花をつけた藍忘機の姿絵と春画を見せ藍忘機を激怒させてしまう。そんな中、彩衣鎮では水の怪が出現し、碧霊湖で舟に乗った人々を次々と落水させているという事件が起きていた。知らせを受けた藍氏宗主の藍曦臣は、藍忘機、そして魏無羨や江澄、温情、温寧も連れて彩雲鎮へと向かう。魏無羨は水の怪の出現と弟子たちが霊を吸われた摂霊事件が関係するのではと推測し…。