蘭陵金氏の仙師だった綿綿に再会した魏無羨と藍忘機。その後、温寧も合流し乱葬崗に向かうが、乱葬崗の伏魔殿には金凌や藍思追ら各世家の子弟たちが何者かに捕らえられていた。すると各世家の宗主たちも到着、傀儡を操ったと魏無羨を問い詰めるが、そこへ傀儡の大群が現れ、奇妙なことに宗主らは霊力を失ってしまう。ひとまず伏魔殿の中で陣を張り傀儡を防ぐ中、魏無羨は蘇渉にある仮説を述べる。それは蘇渉の弾いていた戦曲に関わる内容だった…。
金光瑶が赤鋒尊に聞かせた清心音に邪曲の旋律が組み込まれていたと踏んだ魏無羨と藍忘機、そして金光瑶の裏の顔に動揺を隠せない藍曦臣。その藍曦臣に魏無羨は藍忘機の体にある戒鞭の痕について問う。実は16年前、藍忘機は魏無羨をかばったとして叔父の藍啓仁から戒鞭300回と3年の面壁を科せられていた。そんな中、金光瑶が雲深不知処を訪れ乱葬崗に傀儡が現れたと告げる。魏無羨と藍忘機は密かに雲深不知処を離れ乱葬崗を目指すが…。
金光瑶に隠し部屋を開くよう迫る魏無羨と藍忘機。衆人が見届ける中、突然 秦愫が短刀を奪い自害してしまう。憤った金光瑶は、仮面をかぶる莫玄羽らしき男が夷陵老祖であることを暴く。藍忘機は金凌に刺された魏無羨を連れてかろうじて金麟台を脱出、雲深不知処の静室にかくまうことに。藍曦臣から金光瑶が黒幕である根拠を問われた魏無羨は、赤鋒尊と共情した際に金光瑶が弾いていた清心音を吹いて聞かせる。しかしその旋律には違いがあり…。
芳菲殿の密室で先代の聶宗主・赤鋒尊の首級を見つけた魏無羨、赤鋒尊の記憶に入り込む。赤鋒尊と金光瑶の因縁は、金光瑶がまだ孟瑶と名乗っていた頃、夜狩で子弟たちに侮辱されていたことに端を発す。その後、副将に抜擢された金光瑶だったが、総領を殺した件で聶氏を追放され、その後 藍曦臣も加えて義兄弟となるも赤鋒尊との溝は埋まらず、ついに赤鋒尊は金光瑶の罠にはめられ命を落とす。すべてを知った魏無羨は藍忘機と芳菲殿へ向かうが…。
蘭陵金氏の金麟台で開かれる清談会に現れた藍曦臣と藍忘機兄弟。そして魏無羨も仮面をつけて同行するが、莫玄羽だと誤解され会場内は騒然とする。実は莫玄羽は金光瑶の妻である秦愫に付きまとっていたというのだ。その夜、赤鋒尊の首級を捜すため術をかけた魏無羨が金光瑶の寝殿へと潜入する。寝殿では何者かの告発の文を受け取った秦愫が金光瑶のことを激しく責めていた。すると金光瑶は秦愫の動きを封じて奥の密室へと連れていき…。