ウンピルが運転できないことを知る姉のソン女史とジンソは他殺の線でユニを疑う。しかしユニは、事故の夜はサンヒョンと一緒だったと言い放ち、ジンソを挑発する。ジンソはサンヒョンに事実を問いただそうとするが結局口論になり、さらにソン女史からは別荘を訪れた第3の人物がサンヒョンであるかのようにほのめかされ、夫への疑惑を深める。一方、サンヒョンは大金と引き換えに助教授の椅子を手に入れようとしていた。
嵐の晩、大学理事長の夫と別荘に来ていたユニは激しい口論の末に夫ウンピルの頭をワインボトルで殴打する。床に倒れ意識のない夫に慌てたユニはその場から逃げ去るが、数時間後に戻ると姿はなく、翌朝、ウンピルは崖下に転落した車の運転席から遺体で発見される。精神科医のジンソは大学の非常勤講師サンヒョンの妻として葬儀に参列、そこでウンピルが自分の患者で彼の妻は同郷のユニだったと初めて知り、愕然とする。