ユニの父親から、別荘でサンヒョンを見たとの証言を得たカン刑事はサンヒョンに疑問点を問いただす。父のアトリエに向かったユニはサンヒョンを巻き込むなと声を荒らげるが、それを偶然訪ねてきていたソリに聞かれてしまう。和解を申し出るためクリニックを訪れたサンヒョン。ジンソは権力と愛情の二つを得ようとするサンヒョンの本質を鋭く責める。別荘の現場検証の結果、床から血痕が見つかり 捜査は大きく動き出す。
しかし結局、サンヒョンは家を追い出され、ユニの用意した理事室で暮らすことに。一方、ユニがサンヒョンを犯人に仕立てようとしていると思い始めたジンソは、別荘に行った後の空白の2時間の行動をサンヒョンに問い詰める。ソン女史に呼び出され、ユニがサンヒョンを理事にたてるのは父娘の罪を着せるためだと聞かされたジンソはある決心をする。
カン刑事はユニの父親のアトリエで発見したタイヤ痕の写真を密かにサンヒョンの車と照合。さらに、ソン女史に別荘の鑑識捜査を申し出る。財団では任期を満了した2人の理事の後任選出にあたり、ユニはサンヒョンに、それを耳にしたソン女史はジンソに就任の話を持ちかける。ジンソは事件当日の速度違反通知をサンヒョンに突きつける。別荘へは行っていないと言い続けていたサンヒョンはユニに深夜呼び出されたことをようやく話すが、ウンピルの死とは無関係だと主張する。
突然訪ねてきたユニの父親から、事件の夜に別荘でサンヒョンの姿を見たと明かされ、ジンソは夫への疑惑と夫を信じる思いの狭間で激しく葛藤する。密かにウンピルの前妻スミンのもとに通い続けるユニ。そこで予想もしなかったスミンの生い立ちを知る。ジンソが手を引くと言い出しため1人で捜査を始めたカン刑事はソン女史の元を訪れるのだが…。
一方、理事長選を前にユニとソン女史が激しく火花を散らす中、ソン女史はウンピルが別荘に持参したはずのワインが1本見当たらないと言い、ユニの動揺を誘う。大学ではタク教授の指示でサンヒョンを貶める言動をしていたパクが重要な論文をタクに横取りされそうになっていた。自分への仕打ちは顧みず サンヒョンはタク教授のもとに乗り込んでいく。