ヤクザに絡まれていたヨンを助け出すオ・ス。だが、スの薬が安楽死の薬だと知ったヨンは、スを突き放し、なぜ自分を殺さないのかと泣いて責める。スは、あの薬は自分用のものだったと話す。そんな中、ヨンが倒れ病院に運ばれる。医者から脳腫瘍が再発したと告げられたスは、ヨンに事実を話す。そして、強がるヨンに我慢せず泣いていいと抱きしめるのだった。一方、スの借金返済の期日は刻々と近づいていて…。
頭痛に苦しみ、“楽になる薬”を飲もうとするヨン。駆けつけたオ・スは、わざとカプセルの中身を捨てて薬を渡す。だが、それに気づいたヨンはスが部屋を離れた隙に、床にこぼれた薬の中身を詰め直す。ただの薬だと言いながら、必死に飲ませまいとするスを不審に思うヨン。そんな中、スの元交際相手のソラは、ワン秘書に会って事実を暴露するとスを脅迫する。入院を嫌うヨンは具合が悪いことを隠し、そんなヨンをスは案じるが…。
デパートで倒れたヨンを担ぎ、病院に運び込むオ・ス。医者から脳腫瘍が再発した可能性があると告げられたスは、ヨンに検査を受けるよう促すが、ヨンは頑なに拒む。そして、スはヨンにせがまれ、一緒にグループの創立記念パーティーに行くことに。会場となるスキー場のホテルで、ヨンはスのバースデーケーキを作ろうとする。そんなヨンをスは雪山の頂上まで連れて行き、木の枝に凍り付いた雪が風に吹かれて鳴らす音を聴かせる。
オ・スは金庫破りのためヨンの部屋に忍び込む。が、家に戻ってきたワン秘書に見つかってしまう。ますますスに疑いの目を向けるワン秘書は、金を出すから家を出て行くよう提案する。スはワン秘書を牽制し、計画を変更して、彼女を脅して金を奪うことにする。金庫の場所を移すとチャン弁護士から聞いたヨンは、スを疑っているのかと反発する。スはヨンに、ここを去る前に目を治してやるから検査を受けようと話すが…。
一緒に寝てほしいと言うヨンに、いくら兄妹でもダメだと叱るオ・ス。だが、不眠症で眠れないというヨンに折れ、横で寝てやることに。そんなスにヨンは、スが持っている“飲んだら楽になる薬”を共同所有しようと提案する。それは、ヨンを殺すようにとムチョルからもらった安楽死の薬だった。翌朝、2人が一緒のベッドに寝ているのを目にしたヒソンは憤慨し、ヨンに向かってスが戻ってきた目的は金だと話してしまう。
