元嬪の突然の死を嘆き悲しむ兄ドンノは、元嬪は殺されたと主張する。その頃、王宮から次々と宮女が姿を消す。その中にはドギムと仲の良いギョンヒもいた。ドギムは仲間たちと共にギョンヒたちの行方を探す。池に浮かぶ香袋をギョンヒのものと思い、ドギムは池に飛び込む。ドギムが自殺を図ったと誤解しサンも池に入るが…。
大妃はサンに、世継ぎを得るため後宮を向かえるよう強く勧める。すでに大妃と母恵嬪ホン氏には意中の人、都承旨となったドンノの妹があった。ドギムを望むサンはそれを拒否するが、恵嬪はドギムに後宮になることを頼んだが、断られたという。サンは元嬪ホン氏として後宮に上がったドンノの妹の元で夜を過ごすことになるが…。
王となったサンはドギムに、自分の後宮に入ってくれと頼むが、ドギムは返答をしない。サンの暗殺を狙って逆徒が襲いかかるが失敗。逆徒の捜索が始まり、宮女たちからも逮捕者が出る。ドギムの先輩ウォレも捕えられ、面会に行ったドギムに最後の言葉を残す。誰からも好かれるドギムの性格は、王宮では得にならないと…。
英祖が譲位を宣言し、ついにサンが王となる。長い1日が終わった。サンはドギムに、自分の心は決まった、しかしそれは後で伝えようと、ドギムへの思いを心に秘める。堤調尚宮は獄に下された。英祖は彼女を呼び出し許すと言うが、堤調尚宮は王の面前で自決する。英祖はサンに付き添われ、祖父を許せと言い残しこの世を去った。
日、月、五、峯。この4文字を頼りにドギムは、サンの即位を約束した「金縢之事」の隠し場所に気づく。そのことを伝えようと王宮に急ぐドギム。英祖に呼ばれたサンは、ドギムの言葉を聞く暇もなく、「心配するな」と言い残して去る。王妃のもとに駆けつけたドギムは、どうか王の御前でサンを守ってくれと王妃に頭を下げるが…。