「事故は自分の策略だった」とルイに話したペク社長は、泣いて謝り、自首する。ルイは、ボクシルの誘拐については否定するにペク社長の証言を裏づける証拠探しを手伝う。ク室長から10億ウォン入りのカバンを盗んだ老婆は、かつてボクシルのカバンを列車で盗んだ常習犯の老婆だった。ボクシルが温かい言葉をかけたことで、老婆も罪を認める。釜山の家からルイの宝箱が見つかる。そこには、チェ会長が見るのを避けてきた大切な思い出のビデオが2本入っていた。
旅行先でマリと同じ部屋になったボクシル。ルイに会おうと、マリに借りた上着を着て夜中に部屋を出るが、何者かに誘拐されてしまう。旅行に来た面々は懸命にボクシルの行方を捜すが、ボクシルの姿は見えない。それは、ボクシルをマリと勘違いしたク室長の仕業だった。そんな中、ク室長とボクシルは交通事故に遭ってしまう。ク室長がボクシルの部屋に侵入したことを不審に思ったジュンウォンは、ペク社長の行動を疑う。
チェ会長の指示を受けたキム執事が、釜山の家を捜すものの、ルイの子ども時代の宝箱は見つからない。既にペク社長が勝手に自宅に持ち帰っていたのだ。ク室長は、10億ウォンが入ったカバンを盗まれ、ペク社長にもう一度逃亡資金を用意するように脅す。ルイは屋根部屋でボクシルと一緒に過ごす時間を大切にし、自分がボクシルに料理を作るというが、全くできずに手を焼く。そんな中、商品企画室と新鮮ラインの親睦旅行が行われ、社員たちは楽しい時間を過ごす。
陰謀の発覚を恐れるペク社長は、ク室長の要求に従い、国外逃亡の資金として10億ウォンを渡す。ルイとボクナムは、警察で事故当時の調書を取る。そんなある日、ルイはジュンウォンとボクシルに、新鮮ライン社ごとゴールドラインの傘下に入ってほしいと提案する。ボクシルは社長として契約条件を出し、商品企画室で一緒に仕事をすることになる。思い出の屋根部屋に戻ったボクシルとルイは…。
事故当時の記憶を取り戻したルイは、ジュンウォン、インソン、キム執事、ホ執事を釜山に呼び寄せてボクシルを驚かせる作戦を練る。ボクシルとの約束を果たし、これでボクシルと別れずに済むと喜ぶルイ。ボクシルもボクナムを連れてソウルに戻る。ジュンウォンは、ルイの誠実さ、純粋さを改めて認める。全てが解決したと思われた頃、病院で意識不明だったペク社長の陰謀実行役のク室長が目を覚まし、病院を抜け出す。