イスは父ヨンマンが南営洞の拷問官だったと知って激しく動揺するが、「オルフェウス」の絵の前に立ち、振り返らず復讐をやり遂げることを決意する。盗聴器を外すためにイスの部屋に入ったヨンヒは拳銃が持ち出されていることに気づき、ヘウに知らせる。チョ会長の書斎に入るやいなや、銃を抜くイス。ヘウは鍵のかかったドアの外から必死にイスを説得し…。一方、父から犯人はチェ会長だと聞いたジュニョンは、ピョン刑事の元を訪れる。
古本屋に向かったイスは、父ヨンマンとチェ・ビョンギが親しげに写っている写真を発見して衝撃を受ける。一方、ヘウはカン・ヒスのカウンセリングを行った精神科医に会い、彼が“影”と呼ばれる拷問官を最も恐れていたことを知る。その頃、車の中で意識を取り戻したスヒョンは、ビョンギから信じがたい話を聞かされていた。解放されたスヒョンは、ロバート・ユンを訪ねる。そんな中、オ地検長の病室に怪しげな男が近づいていくが…。
ヘウとイスがキスをしている写真を入手したチョ会長は、写真が公になればヘウは社会的に抹殺されるとイスを脅す。一方、ジュニョンはイスを呼び出して殴りかかり、友人として最後の忠告を伝える。処分したはずの写真が残っていることを不審に思ったイスは、グランブルーホテルのムン社長の手下から“あの女”とは誰かを聞き出し、自分が監視・盗聴されていたことを知る。一方、ヘウは一人でチェ・ビョンギに接触しようとするが…。
イヒョンを誘拐した犯人は妻の姿を見ても動じず、イスに海に飛び込めと命じる。その頃、ヘウはオ地検長から受け取った写真をチョ会長に見せ、イヒョンを無事に返してほしいと迫っていた。イスは犯人が銃声に気をとられた瞬間にイヒョンを救い出すが、肩にケガを負う。これを知ったヘウはいてもたってもいられずイスの家を訪ねるが、その姿をジュニョンが目撃してしまい…。そんな中、ヨシムラ会長はウィソンを呼び出し、USBを渡す。
恐る恐る自宅のドアを開けたイスは、自分が贈った靴をリビングで発見し、イヒョンが拉致されたことを悟る。一方、チョ会長はチョン・ヨンボを殺したと告白するが、ヘウは祖父の話に腑に落ちないものを感じる。イヒョンを誘拐した古本屋の店主は、イスにチョン・ヨンボに関する文書の原本を要求。原本はヨシムラ会長が持っているはずだと知らされたイスは、会長のスイートルームに忍び込む。しかし、そこにヨシムラ会長が戻り…。