「あなたは誰?」というヘウの問いを巧みにはぐらかしたジュン。釈然としないヘウは、スヒョンにジュンの身元調査を指示する。ピョン刑事はチョン・マンチョルの相棒だったオ刑事を尾行し、隠された証拠の行方を探っていた。そんな中、マンチョルの殺害にウィソンが関わっていたとほのめかす怪情報が出回る。殺害現場の倉庫を再捜査したピョン刑事は複合用途型マンションのカードキーを発見し、ヘウとともに住人に会いに行くが…。
沖縄の民家で木彫りのサメのネックレスを発見したヘウは、ジュンの前で気を失ってしまう。疲れきった顔でホテルに戻って来たヘウは、ジュニョンにイスが生きていると告げるが…。チョ会長はイヒョンから証拠品のロッカーキーの番号が変わっていたことを聞き出し、事故現場で回収された書類は重要な1枚が抜き取られたものだったことに気付く。一方、ジュンは協力者に電話をかけ、チョ会長より先に“写真”を見つけ出せと指示する。
ジュンとの待ち合わせのためにバーにやってきたジュニョンは、ヘウがジュンと一緒にいる姿を目撃して不安感に襲われる。すぐに席を外したヘウは一人でオ地検長に会いに行き、12年前の事件の真相を聞き出そうとするが…。一方、ヘウを待ち伏せていたキム・スヒョン係長は、オ地検長の頼みを断れなかったことを謝罪し、事務所に届いた小包を渡して去っていく。犯人からの3番目のメッセージを受け取ったヘウは沖縄に向かうことになり…。
突然ヘウにキスをしたジュン。2つのカメラがその様子を密かに撮影していた。ヘウを迎えに来たジュニョンは、妻とジュンの間に流れるぎこちない空気を感じ取る。一方、ジュンは自分を尾行していた男を叩きのめし、携帯電話の写真フォルダを確認してメモリを抜き取る。男はイスに「あの女に気を付けろ」と捨て台詞を吐くが…。ヘウはジュニョンに、父ウィソンが12年前のひき逃げ事件の真犯人である可能性が高いと打ち明ける。
ヘウはチョ会長が別荘に招いた客がジュンだったことに驚く。別荘での食事会の最中、ヘウ宛てに小さな箱が届けられる。箱の中に入っていたのは、カヤホテルの創立記念日が彫り込まれた時計。動揺したウィソンは、ジュニョンの父でありソウル中央地検長のオ・ヒョンシクに電話をする。ヘウはひき逃げ事件についてウィソンを問い詰めるが…。その後、携帯メールでバスの写真を受信したヘウは、ピョン刑事と共に希望スーパーを探しに行く。