インスクは、執拗に娘のスンヨンを見つけ出そうとするジョンスに、今度娘のことを話題にしたら、同じ苦痛をヘミにも味わわせてやると脅す。 インスクの恐ろしい一面を目の当たりにしたジョンスは、ヘミにチョン代表の娘の話や、彼女を刺激することはしばらくするなと念押しする。 テジュは、インスクの娘が預けられたソルロンタン店の居場所を突き止める。そして教えてもらった住所を訪ねてみると、そこはソンジャの店だった。
皆がインスクの娘を捜していた。その状況に詰められるインスク。その様子を見かねたイノはミリに電話をかけ、カン・スンヨンという女性を捜してほしいと頼む。 イノと話したミリは、インスクが会長命令で仕方なく自分をソンジャに預けたと知って気持ちが少し楽になる。またミリは、ソンジャから母親世代の女性たちは夫や子供に頼るしかない時代だったと聞いて、これまでインスクが人には言えない苦労をしてきたことを知るのだった。
会長のジョンスの命令で食堂を訪れたミリは、イノに処分を言い渡し、何かあればテジュではなく自分に連絡するようにと名刺を渡す。食堂はミリの実母インスクの兄嫁が営むもので、兄の子供たちとイノが店を手伝っていた。 トルダムキル出版社の編集長ウジンは、ジェボムとピーターにミヘをどう思っているか問い詰められる。ウジンは正直な気持ちを答えるが、ミヘにふさわしいのはジェボムであり、自分はミヘの本を出版したらアメリカに帰るつもりだと告げる。
ミリはジョンスの命令で、イノの収賄事件の詐欺師を捕まえ、またナ・ドジンも関与していたことを突き止める。ドジンは会社でも不正ばかり働くため、ミリはドジンを管理することにする。 一方ソンジャは、ミヘの好きな相手を探ろうとトルダムキル出版社を訪ね、相手が編集長のウジンだと気づく。そして、ウジンはミヘのことが好きだとピーターとジェボムに打ち明ける。 イノからインスクの娘の話を聞いたテジュは、その娘に会い、援助したいとインスクに伝えた。
インスクの弟であるイノの件で、ジョンスに経緯を説明するテジュだったが、ジョンスの怒りは収まらず、イノを告訴するつもりだと告げられる。 一方ミヘは、ウジンの元妻ヒジンに過日の無礼を謝罪される。そして、ウジンが好意を寄せるミヘに嫉妬したのだと打ち明けられる。ウジンの気持ちを知らされたミヘは、彼の本心を確かめるため会いに行く。急に現れたミヘに戸惑い、ヒジンの言ったことは間違いだと告げるウジンだったが、ミヘはその言葉を遮りキスするのだった。