ジョンハンと警察の連携で、ついにペク所長とドクべが逮捕される。しかし安堵もつかの間、エミリーはアメリカにいる実母が重い病気にかかっていることを知り、激しく動揺する。一方、指名手配されたセナは、ソンイを連れて逃亡を図る。しかし、怖がるソンイに心を痛め、仕方なくガヨンに預けることに。ジョンハンは、エミリーとの離婚の手続きを終えるも、彼女の母親の様子を確かめるため、一緒にアメリカに向かうことを約束する。
ジョンハンの行方を捜すボビーから、再びエミリーに連絡が入る。そこで、セナがボビーと接触していることを知ったエミリーは、恐怖を覚えながらも立ち向かう覚悟を決める。そんな中、ジョンハンはペク所長とセナがお互いを潰しあう計画を立てていた。セナは、ジョンハンに手を出さないことを条件に、エミリーからドクべの居所を聞き出す。その直後、車に乗り込んだセナを閉じ込めたまま、エミリーは海に向かって急発進する。
ガヨンに連れられ、実母ジョンヒに再会したセナ。泣き崩れる母親に向かって、これまでの人生を激白し恨みをぶつける。その後、ソンイを連れて高飛びするため空港に向かうが、手を組んでいた山本に裏切られたことが分かり引き返す。ジョンハンにYBシティーを奪われたセナは告発をすると息巻くも、自分の罪も明るみに出ることになり打つ手がない。一方、病室で目覚めたジョンビンの枕元に、ヒョンギからの指輪が置いてあり…。
ヒョンギの大胆な行動によって、チョン会長らの不正が全社員に知れ渡る。憤るチョン会長を前に、ジェヒョクは淡々と罰を受ける覚悟を示す。その後、ジョンビンを自宅に呼んだジェヒョクは、父親としてヒョンギとの結婚に賛成の意思を告げる。会社での居場所がなくなったセナに、山本はYBを買い戻すことを約束し安心させるが、これもジョンハンの計画だった。一方ガヨンは、ヒョンギが捜しだしたセナの実母に会いに行く。
新たな悪事を目論んでいたセナの証拠を手に入れたヒョンギは、セナに解雇通告をする。それに対しセナは、チョン会長とジェヒョクに罪をなすりつけるため、2人の悪事を裏付ける録音データをヒョンギに渡す。一方ガヨンは、ボビーと名乗る人物からの電話に激しくおびえるエミリーを目の当たりにする。ボビーがジョンハンの弱みを握っていると知り不安になったガヨンは、兄の二の舞になることを恐れ、思わずジョンハンに泣きつく。