セナはYBの技術盗用の疑惑を隠すため、ヒョンギとガヨンのスキャンダル記事をでっち上げる。連日のように騒ぎ立てるマスコミのせいで、ジェドン食堂にも影響が出る。ジョンビンも気丈に振る舞うが、ガヨンばかり心配するヒョンギを前に深く傷ついていた。ついにユンスにまで被害が及びそうになった時、すんでのところでジョンハンが助けに入る。その後、ガヨンとジョンハンは親子水入らずの穏やかな時間を過ごすのだった。
退院したジョンハンを励ますため、ガヨンはユンスに電話をつなぎ、親権も渡す。そしてセルズの新しい工場では、頭皮マスクの製造が順調に進んでいた。ヒョンギの協力により通販番組への出演も決まるが、新しい製造ラインを知ったセナにまたも潰されてしまう。さらにYBは、マスクの類似品を安価で販売し、セルズは苦境に追い込まれる。その頃、1か月の出張に出ていたジョンハンが、YBの技術盗用の証拠を入手して戻ってくる。
セルズとYBの不合理な合併話が進む中で、突然セルズの職員たちに解雇通告が言い渡される。ガヨンががく然とする中、YBに乗っ取られることを見越したジョンハンが、別の工場を用意していた。そんな中、ぺク所長を追いかけてきたジョンハンが、腹部を刺され重傷を負ってしまう。同じ頃、妙な胸騒ぎを覚えたガヨンがジョンハンに電話をかける。心配をさせまいと平静を装うジョンハンだが、徐々に意識が遠のいていくのだった。
自分の父親について興味を持ち始めたユンスは、ジェドンに連れられてジョンハンのオフィスを訪れる。そしてジョンハンがパパだと分かり喜ぶユンスを見て、ジョンハンは戸惑いを隠せない。一方、エミリーはセナに加担したことでジョンハンから離婚を切り出される。そこで父子の再会の話を聞き、ガヨンに嫉妬をあらわに電話をする。その晩、実家に戻ったジョンハン。ユンスへの複雑な心情が沸き起こり、家族の前で後悔の涙を流す。
セナはエミリーになりすまし、ガヨンとジョンハンの不倫話をネット記事に上げる。セルズへの誹謗中傷が相次ぎ、見かねたスチャンはガヨンに退職願を書かせる。ガヨンはエミリーに事実を確認するが、セナの口車に乗せられたエミリーは、自分が書いたと嘘をつく。そんな中、漢江へセナを呼び出したガヨンは、兄を殺したのはぺク所長だと告げる。そしてガヨンは家族と会社を守るため、セナと徹底的にやり合うことを宣言する。