手術同意書をミングクに突きつけたキム・サブは、医者としてのプライドを捨ててまで何を得ようとしているのかと詰め寄るが、それに対するミングクの答えはあまりに意外なものだった。結局、調査団は何も得ることなく帰っていき、ユンワンは悔しさを爆発させる。そんな中、意識不明が続いていたヨ・ウニョン前院長が目を覚ます。キム・サブが蘇生処置を行ったことを謝ると、ヨ前院長は優しくキム・サブの手に触れる。
借金から解放されたウジンはキム・サブに与えられた最後の宿題に挑戦すると宣言。キム・サブはヒントとして「剛直な人プロジェクト」と書かれた膨大なファイルを渡す。この日、トルダム病院にはテーブルデスになった手術を調査するため本院から調査団が派遣されてくる。医師3人に弁護士が4人という異様な構成で、その中の1人としてやってきたト・インボムは、彼らの標的はトルダム病院だと言う。
ヘジンはVIP患者の手術を強行しようとするミングクにその理由を問い、「患者のため」という答えを聞いてようやく手術に同意。そして手術の助手はホジュンではなくウジンにすべきだと助言する。一方、キム・サブは他の病院へ移るというウジンを呼び出し、主治医なら患者に最後まで責任を持てと告げる。そして自分が抱える疾患の症状を詳細に説明し、病名を突き止めることを最後の宿題として与える。
ミングクに手術禁止を命じられたウジンは、ささやかな抵抗の末に条件付きで禁止が解かれ、腹部外傷患者の手術に入る。手術恐怖症の薬がなくなったウンジェはキム・サブに追加の処方箋を依頼するが、恐怖症の薬だと信じていたものがただの消化剤だったことが分かる。その頃、VIP患者の手術を行おうと焦るミングクは内科の回答書を助手のヤン・ホジュンに渡し、ヘジンと相談して手術日を決めるよう圧力をかける。
再び急患であふれだしたトルダム病院。その中の1人、冠動脈バイパス手術をウンジェが担当することになるが、麻酔科医シム・ヘジンはウンジェの腕が信じられないと言って手術室を開けるのを拒否する。もう1つの手術室ではウジンが腸管破裂患者の手術を執刀。見事な手さばきで手術を行うウジンをミョンシムは応援するが、手術を終えて出てきたウジンのもとにウンジェの母親が訪ねてくる。