ドンホを買収することに失敗したナム・イロは、ドンホと親しいヤクザのジュイルを利用しようと考える。そんな中、証人として出廷した医師はジェヒョクがアルツハイマー病であることを否定し、ジヌが自分を買収しようとしたと偽証する。ジヌはホン検事によって証人台に立たされ…。一方、ジョンアの父は亡き娘の手帳からギュマンの秘書スボムの名刺を発見。ホン検事に電話をかけ、イログループが事件に関わっているはずだと伝えるが…。
ジヌの姿に昔の自分を重ね合わせたドンホ。さらに財閥御曹司ギュマンがジョンアの死に関わっていると直感した彼は、ジェヒョクの弁護を引き受ける決意をする。着手金はわずか5万ウォン。代わりにジヌは、父が釈放されれば自分の記憶能力をドンホのためだけに使うという契約に応じる。ドンホはジェヒョクが刑事に脅迫されて自白書を書いたことを立証しただけでなく、ギュマンが真犯人であることを示す決定的な証拠まで入手するが…。
女子大生暴行殺人事件の初公判が開かれる。被害者ジョンアの父は、怒りを抑えられず法廷内でジェヒョクに襲いかかる。傍聴席にいたドンホは彼を取り押さえ、自分の名刺を渡す。ドンホが勝訴率100%のやり手弁護士だと知ったジヌは、頼りない国選弁護人の代わりに彼に弁護を依頼しようと考える。しかし、ドンホはジヌの依頼をすげなく断り、高額の着手金が必要だと言う。ジヌは決死の覚悟で賭博場に行き1億ウォンを稼ぎ出すが…。
高校生ジヌは、父のジェヒョクと2人暮らし。ある日、ジヌはバスの中で出会ったイナにスリと勘違いされるが、見たものすべてを記憶する超記憶症候群の驚異的な記憶力で真犯人を見つけ出す。一方、ジェヒョクはアルツハイマー病を患い、徐々に記憶を失いつつあった。ジヌは朝まで森をさまよっていた父を迎えに行き、近所に暮らす女子大生ジョンアの遺体を発見する。その場所にいたジェヒョクは殺人罪で逮捕されてしまう…。