韓国弁当の海外販売企画をプレゼンする日。レシピやコンセプトがまったく同じ商品の発売を、他社が発表するという予想外のアクシデントが。外部に情報が漏れたのかと動揺する開発チーム一同。すべては、ハジンが責任者であるこの企画を潰したいミニが仕組んだものだった。集まったバイヤーを前に、得意げな顔で語り始めたミニだが…。
ハジンの子どもは生きている――ミエは涙ながらに、そう告げた。その子どもは誰かに連れ去られ、生死も不明だという。思いも寄らぬ告白に、驚きを隠せないパク社長。ミエがこれまでハジンにこのことを伏せてきたのは、事実を知ればハジンは笑顔を失ってしまうと危惧するが故だった。だが、パク社長は、たとえ知ってもハジンなら乗り越えられるとミエを諭し…。
目の前にいる少年は、チャン代表の息子・ガオンとは別人だった。それなら一体誰なのか。すると、今まで頑なに喋ろうとしなかった少年がついに口を開いた。“親はいない。だからガオンでいちゃダメ?”――彼は自分が“ガオン”ならばハジンと一緒に暮らせると思い、“ガオン”であるかのように振る舞っていたのだ。
実の母が腎臓を提供した見返りとしてハジンに別れを強要していた――。その事実は、ドユンを失望させるには十分だった。すべてはあなたのためと訴えるマルスン。しかしドユンは納得するはずもなく、愛人との争いに勝つために息子を成功させたかっただけだと母を責めるのだった。その後、ドユンはハジンのもとへ行き…。
ミニは、ハジンの元夫・ムジンに会いに来たドユンと運悪く鉢合わせしてしまった。想定外の事態であったのに加え、なぜここにいるのか答えろと迫るドユンに気圧され、さすがのミニも返事ができない。業を煮やし、今度はムジンに対して、ハジンと結婚した理由を問いただすドユン。ムジンに喋らせるわけにはいかないと焦ったミニは、とっさにマルスンに頼まれて来たと嘘をつき…。