ハジンの偽装結婚を仕組んだのはミニだった。しかもハジンは、ドユンを守るためにミニに従ったのだという。そんな事情を知らなかったとはいえ、以前ハジンに対して怒りに任せ、辛辣な言葉をぶつけたことを思い出し、ドユンは自分の所業を後悔するのだった。すでに会社を出ていたハジンのあとを追いかけるドユン。ハジンの姿を見つけ近づこうとしたが、それをジョンウに遮られ…。
ハジンから本名を尋ねられたガオンは、自分のもともとの名前より“ガオン”がいいと答えた。「ガオンでいる時は誰もたたかないから」と話す少年が、これまでどんなつらい思いをしてきたのだろうと胸を痛めるハジン。彼女はガオンを抱き寄せ、誰にも渡さないと誓うのだった。そんな2人の仲睦まじい様子を目にしたミエは、覚悟を決めてジョンウを店に呼び出し…。
いなくなったガオンを捜していたハジンは、家の近くで何者かに連れ去られそうになっている彼を発見。急いで保護し、無事でよかったと抱きしめる。するとガオンはハジンをまっすぐ見つめ「言うことも聞くし、ごはんも少なくていいから、おばさんと一緒に暮らしたい」と涙をこぼして訴えるのだった。一方、ガオンと一緒にいたところをハジンに見られたチャン代表は…。
「離婚しましょう」――怒鳴られ蔑まれても耐え続けていたマルスンがとうとう決断した。常日頃から離婚を迫っていたドッペだったが、突然のマルスンの変化に戸惑いを隠せない。そんな彼に相反してファランは、一生無理かと思っていた正妻の座をようやく手にできると大喜び。一方、離婚の件を知ったドユンは、マルスンに事情を聞こうと急いで家に戻り…。
DNA鑑定により、ヘリンとドユンに血のつながりがないことを知ったマルスンは、自分たちをだましたのかとミニを責め立てる。しかし、ミニの口から出たのは謝罪の言葉ではなく、ドユンもそれを知ったうえで結婚しているという信じがたい話だった。さらに、ミニはドユンと交わした書類をマルスンに見せ、始めから条件付きの契約結婚だったのだと告げる。