スミンはミソの夢の中で見た自分の記憶の一部に、覚えのない航空券が出てきたことが引っかかる。そんな中、悪霊に取り憑かれ絶望したミソは、姿を消してしまう。スミンとウンホは、スミンの仲間であるチョン・ヨンピルやク・ドギュン刑事の協力を得て、ミソの居場所を突きとめる。しかし、悪霊はミソの内側から体をむしばみ、ミソは急速に衰えていた。ギソンはミソを救うための作戦を立て、その作戦のもとスミンは再びミソの夢の中に入る。
ウンホの後輩であるソン・ミソに取り憑く悪霊が、特殊であると気づいたギソンは、過去の資料から、その悪霊の正体が無意識に現れる夢魔であることを突きとめる。ウンホはギソンから、ミソを眠らせないようにと連絡を受け、指示どおり行動する。しかし、ウンホが少し目を離した隙に、ミソは悪霊に意識を乗っ取られてしまう。ウンホはミソに襲われそうになるが、そこに現れたスミンとギソンに助けられ、戸惑いながらも悪霊払いを承認する。
ウジュをアジトに連れてきたスミンたちは、早速悪霊払いを始める。一方、ウジュを乗せた救急車を追ってきたウンホは、救急車が消えた建物に入りウジュを捜す。なかなかウジュを見つけられないウンホだったが、一つの隠し部屋を発見。隠し部屋に入ったウンホは、異様なうめき声を耳にする。うめき声の主であるウジュに取り憑く悪霊は、悪霊払いの儀式により弱っていくが、それでもなお強い力で反発し、スミンとギソンに危害を加える。
ウジュが悪霊に取り憑かれていると確信したスミンは、病院に忍び込みウジュを連れ出す。そしてウジュを救うため悪霊払いを試みるが、悪霊の強さに苦戦を強いられる。そこにウジュを捜していたウンホが現れ、悪霊はウンホに襲いかかる。スミンはウンホを助けるが、悪霊払いは失敗しウジュは心停止に。危険な状態になるウジュだったが、ウンホの適切な処置のおかげで息を吹き返す。しかし、悪霊は刻一刻とウジュの体をむしばんでいく。
幼い頃に母を悪霊に殺されたオ・スミン。成長したスミンは神父となり、幼い頃から慕っている神父ムン・ギソンと共に悪霊払いの活動を行っていた。ある日、キム・ウジュという少年が元神父に刺され重傷を負う事件が発生。ウジュは病院に運び込まれ、医師のハム・ウンホが手術を行うも、ウジュの心臓は止まってしまう。ウンホはウジュの母親に手術の結果を告げようとするが、その瞬間、病院の電気が点滅し始め、ウジュの心臓が再び動き始める。