ユンチョルは、ダンテへの復讐を果たすという決意をローガンに伝える。ソッキョンはスリョンに電話をかけ、スリョンの計画を応援するために、ある情報を教える。そしてチョンア財団の理事長就任式と、チョンス地区の再開発起工式の日がやって来る。華やかに起工式の幕が開き、ダンテがソジンからのメッセージを紹介すると、突然予期せぬ映像が会場に映し出される。一方、就任式を進行中のソジンの元に、ダンテから絵画が届く。
計画の成功を喜ぶダンテとソジンだったが、互いへの警戒心は高まっていた。そして実はその計画の裏で、ローガンの兄のアレックスはある人物と協力し、ひそかに弟を助けるために動いていた。ソッキョンの行方を捜すソクフンは、ダンテに感づかれないよう引き続きダンテと行動を共にする。ドンピルはマリに国外で暮らすことを提案する。ジェニと3人で暮らすための資金と航空券も用意していた。ドンピルの決断を聞いたマリは…。
オーディションが終わり、ソジンは会場でスリョンが審査員と話しているのを目にする。怒りを抑えきれないソジンは、スリョンの家具会社に乗り込む。チン先生が持っていた薬は記憶を消すためのものだと知り、ロナはウンビョルに警告する。施設に閉じ込められているソッキョンは、食事の時間に暴れて騒ぎを起こし、施設を飛び出す。その頃、ダンテに気づかれないよう、スリョンと協力していたソクフンも施設の外に到着する。
現金を融通してもらうため、ダンテはソン会長の元を訪ねる。ダンテを助ける代わりに、ソン会長は担保を要求する。そしてダンテはドヘ建設のロビイストに会うが…。やがて相手ともみ合いになり、気を失ったダンテは子供時代のことを思い出す。それはチョンス地区にまつわる悲しい記憶だった。重大な事実を知ってしまったソクフンは、あえてロナを冷たく突き放す。そんな中、ユニの腕時計が見つかり、ロナは警察に呼ばれる。
チョンス地区に有名校を誘致するため文部大臣を接待していたダンテたちは、同時刻に裏でスリョンたちが次官に会っていたことに気づいていなかった。謎の声の主から自分の出所理由を聞かされたユンチョルは反発するが、命令に逆らうと娘の命が危うくなると言われ、しぶしぶ従うことに。ソッキョンはイタリアに留学すると決め、空港へ向かう車内からソクフンに連絡する。ロナはまだオーディションを受ける希望を捨てていなかった。