母ヨンスクが働いているのが、ギョンヘの暮らすウィナーズグループの会長の家であることを知ったセヨンは激しく動揺するが、同時にその心の内も理解する。屋敷に戻ったヨンスクに、ウン会長はセヨンをギョンヘのパーソナルショッパーにするように迫るが、頑として承諾しないヨンスクに一旦は諦めて、ギョンヘを自分の後継者にするためイメージアップを図るべくPR戦略を実行し始める。
留学を決意したセヨン。一方ギョンへは祖父のウン会長にハワイへは行きたくないと言い、セヨンをパーソナルショッパーとして雇ってほしいと頼む。ウン会長はギョンヘの望みを聞こうと考え、その人柄を見定めるためセヨンを呼んでくるようジェジュンに命じる。そんな中ウィナーズの全役員にギョンヘを中傷する内容のメールが届けられるが、それはギョンヘを陥れたいミョンファンが画策したものだった。
店の前でぶつかってしまった父ピルモクを汚い言葉で罵るギョンへ。その様子を見たセヨンは激怒してギョンヘに謝罪を求める。これは薬を止めた影響が出たもので、ミョンファンと通じる主治医ヒョジョンの狙い通りの結果だった。ギョンヘは自分自身に困惑し、その姿を見守るヨンスクも心を痛める。一方ウン会長に命じられたジェジュンは、セヨンにギョンヘに接触しないよう頼みに行くが、セヨンは大いに気分を害し…。
食事の席で、ギョンヘの心の中を少し垣間見たセヨンは、ホテルのレストランからギョンヘを外に連れ出す。2人の距離は少し縮まった様子で、2人の供をするジェジュンもその様子を優しげに見守る。それに反比例するようにヨンスクの不安は次第に大きくなり、しきりにセヨンに留学を勧めるが、セヨンはなかなか決心できない。そんな中、セヨンの勤めるブティックのVIPイベントが開かれ顧客としてギョンヘもやって来るが…。
セヨンと出会ってから少しずつ変わり始めるギョンヘ。依存症治療のための薬を飲むのを止めると言い出す。ギョンヘを薬漬けにしておきたいミョンファンは焦り、不倫関係にある主治医のヒョジョンに相談するが、ヒョジョンは心配ないと言う。そんな中ギョンヘに食事に誘われるセヨン。ところが、なぜか2人が仲良くなることが心配でならない様子のヨンスクはセヨンを留学させる決意を固めてセヨンを呼び出すが…。