違法漁の証拠写真を撮ったハンジュだが乱闘騒ぎを起こし、警察に逮捕され、カン会長の強硬な主張で留置場に入れられてしまう。それを聞いたジンギはハンジュに取引を持ちかけ、証拠写真のフィルムを渡すよう説得するが、ハンジュが応じないため、子供たちを使った強硬手段に出る。そして役所の職員がハンジュの幼い養子たちを施設へ連れていってしまう。
ヨンヘはハンジュとの再会を果たす。家では新しく養子になったチョノンのためにお祝いの夕食が用意されていた。その席に招かれたヨンヘはベグォンがハビンではないかと考えるが、マノンと実の兄妹だと聞き肩を落とす。オクチョはジンギに養殖場の運営を拒否されると、腹いせに違法漁の黒幕をハンジュに告発するのだった。
ベグォンは浜辺で気を失っているヨンヘを見つけ、手当てをしてやる。ハンジュは2艘(そう)引き漁をしていた漁船に盾突き、乗組員と乱闘騒ぎを起こしてしまう。違法漁をやめさせるためにジンギに助けを求めるが、ジンギは「解決はできないが兄貴に養殖場を任せたい」と提案する。一方、ヨンヘはカン会長への復讐のためジンギに協力を求める。
時は経ち、ベグォン(チャン・ハビン)はキム・ハンジュを養父として同じく養子の兄弟たちと暮らしていた。漁業をなりわいとしているハンジュは徐々に下がる自分の収入に悩むが、ベグォンはけなげに家計を切り盛りする。そんな時、違法漁をする漁船がいると聞き、ハンジュは同じ養護施設出身で今は黄金(ファングム)水産の幹部であるソ・ジンギを訪ねる。
ヨンヘは生き別れの娘ハビンに会うため、黄金(ファングム)水産会長、カン・ジョンシムの家を訪ねるが、カン会長はヨンヘの頼みを冷たく断る。ヨンヘと共に養護施設で育ったキム・ハンジュは、その話を聞き、ハビンに会いたがっているヨンヘのためにカン会長の屋敷に潜入し、ハビンを連れてくる決心をするのだった。