性的暴行容疑でドチの無実を証明したソルは、狙い通りドチの信頼を勝ち取る。その騒動を知ったドヨンは、スキャンダルを防ぐためドチが恋人ソラと早く結婚するよう動き出す。一方、ジウォンはドヨンの愛人から妊娠を匂わす発言を聞き、動揺を隠せずにいた。そして再びソルに会いに来たムヨルは彼女のドレスを突然めくり、肩にヨリと同じやけど痕を探すがかすり傷一つなかった。それでもソルがヨリだと信じるムヨルは、思わぬ行動に出る…。
オリバー・チャンの店で歌うソルを目にしたムヨルは、ヨリが生きていたのだと確信する。しかしソルは再会を喜ぶムヨルに人違いだと冷たく告げ、彼を追い返す。一方、ヘジュはムヨルが電話にも出ずに夜遅く帰宅したことに苛立ち、不信感を募らせる。ジウォンは3年前に死んだはずのヨリが生きているのではないかと疑い、調査をするが…。そんな中、ドチは身に覚えのない性的暴行容疑で女性に告訴され、警察で取り調べを受けることになって…。
自分の死を偽装し、マルリョン夫婦の亡き娘ユン・ソルとなって生きるヨリは、中国勤務から帰国したムヨル一家らに復讐を開始する。まずドチに近づき弁護士の名刺を渡して罠を仕掛ける。一方、宅配便を受け取ったヘジュは、高校時代に破り捨てたヨリの絵と知って震え上がる。またムヨルはヨリと瓜二つの女性を街で見かけて追うが見失う…。そしてヨリは、ユン・ソルの婚約者だったオリバー・チャンにソルとして生きることの許しを請うが…。
刑務所で出産した娘のボムが体調を崩し、児童養護施設に預ける決意をしたヨリだが、そこにジウォンが現れて動揺し、暴れて独房に監禁されてしまう。1カ月後、雑居房に戻ったヨリを待っていたのは、ボムが死んだという知らせだった。ヨリは生きる希望を失うが、新聞でWIDグループの記事を見かけてジウォンやヘジュ、ムヨルへの復讐を決意。そんな中、出所を控えたマルリョンはヨリに命を救われ、「1つだけ願いを叶えてやる」と告げる。
ムヨルの裏切りで、再びジウォンに監禁されたヨリは、唯一自分を救ってくれたドチに会う機会を伺い、またしても逃亡。ジウォンの手下はヨリを追う間に、足を滑らせて転落死する。その頃、病状が悪化したヘソンが死亡。息子を失ったジウォンは、ヨリに電話で同じ苦しみを味わわせると脅迫する。その後、警察の取り調べで自分と被害者の身元照会ができないことを知ったヨリは、娘を守るために刑務所に逃げ込むことを決意して…。