ついにソ会長が逮捕される。逮捕後、ヘウォンとの面会を急ぐソ会長の様子に、ソンスクはヘウォンが相当額の裏金を管理していると疑う。そんな中、ソンジェは自宅階下の食堂に行くと、ひとり黙々と食事をするへウォンの姿があった。2人は多くを語らずに食事を済ませ、バスに乗り込み街を離れる。
ソハングループの騒動で、ヘウォンは事態の収拾に忙殺される。自分とは別世界にいるヘウォンを見守ることしか出来ず、もどかしくなったソンジェはソ会長の自宅近くまで向かい、ヘウォンを呼び出す。その頃、すでに2人の関係に気づき始めていた周囲は、各々物証を押さえようと密かに動いていた。
無事に演奏を終えたソンジェはアンコールをヘウォンのために捧げる。関係者が集まる打ち上げの席に、ソンジェとヘウォンが現れずにいる中、2人の関係を怪しむジュニョンは会場内を捜し始める。一方、ソハングループの会長宅に検察の強制捜査が入り、ソ会長は事情聴取のため連行されてしまう。
ヘウォンとソンジェは密かに愛を育みながら、コンクールの予選に向けて二人三脚でレッスンに励んでいた。そんな中、ソンジェは単独演奏会を開くことになり、その映像が予選に送られるとあってソンジェも緊張を隠せずにいた。演奏会当日、ヘウォンはソンジェが一番よく見える場所から舞台を見守る。
ついに心を許しあった翌朝、ヘウォンはソンジェに正直な気持ちをつづったメールを送る。自分を守るために汚れ役を引き受けようとするヘウォンの熱い気持ちに、ソンジェは目頭を熱くする。ヘウォンは周囲に気づかれないよう平静を装うも、理事長のソンスクは2人の関係を敏感に感じ取っていた。