巨額の裏金をもつユ一族との戦いに疲れたドヒョンはジョンヨンに「お前がいてくれてよかった」と弱音を吐く。一方、テソンはチェ弁護士の弱点を探り始める。ジェームズとの対立を深めつつあるイネは、買収の対象にシヌン銀行を選ぶが、先回りしたドヒョンはシヌンの合併交渉担当に就任する。
ソンジュンが違法融資容疑で逮捕された。これもドヒョンの作戦で、海辺でヤクザに囲まれていたドヒョンとジョンヨンは辛くも助かる。その後、インジンキャピタルを巡るドヒョンとイネの戦いはさらに激化。イネと直接対決したドヒョンは「一度でも僕に本心を見せたことがあったか?」と聞く。
TV番組に出たドヒョンが、突然インジンキャピタルの買収を宣言した。一族内に激震が走り、騙されたと知ったソンジュンは逆上、冷酷なヤクザのドンチュンを雇ってドヒョンを探させる。格闘の末、ジョンヨンを連れて車で逃げたドヒョンは、かつて2人で旅行した海辺の町を目指す。
ドヒョンに騙されてインジン建設の経営権を奪われた長兄ギジュンを許さず、厳しく責任を問うイネ。その様子を見て焦った次兄ソンジュンは父親の裏金を手に入れるため、敵対していたドヒョンとの結託を決意する。だがそれもまた、ドヒョンが仕掛けた巧妙な罠だった。復讐はまだまだ続く…。
出所したドヒョンの落ちぶれた姿にショックを受けるイネ。だが、それは彼の芝居で、ソンチョルと組んだドヒョンはギジュンを罠にかけ、インジン建設を乗っ取りにかかる。一方、看護師をやめたジョンヨンはウ会長と一緒に無担保による少額融資財団を始め、貧しい人々の力になっていた。