雨の中感電して倒れていたデピョン。サンの両親が死んだ当時の状況と、ドヒョンがマイクロフィルムを狙っていたと知ったデピョンに警告するため、ドヒョンの秘書が勝手に手を下していたのだった。結局、デピョンは体内の損傷が激しく息を引き取ってしまう。うなだれるサンに残されたのは巨額の借金だけだった。もうヘジュを守れないサンはジョンウに、ダルスンが実母ではないから心配だと伝えるが・・・。
天地(チョンジ)造船でのプロペラ製作を決めたヘジュは、その交換条件としてサンの工場の差し押さえを解除することをドヒョンに約束させ、早速、技術開発チーム長として復帰する。そのことをサンに報告するが、ドヒョンを恨むサンは憤慨する。一方、イナとの結婚を反対されているチャンヒは、家の実権を握るグミからの許しが必要だと考え、情に弱いグミを説得するため、ある作戦を取る。
サンはひき逃げに遭い、設計図とプロペラの模型まで奪われてしまう。目の前で事故に遭ったサンを見て、ホンチョルの事故を思い出したヘジュはパニックになる。その頃、天地(チョンジ)造船の海洋事業部では奪った模型と設計図を目の前にドヒョンたちが頭を抱えていた。材料の配合比率が不明で模型が手作りであったため、同じものを製造することができないからであった。ドヒョンはサンを陥れようと画策するが・・・。
天地(チョンジ)造船は油田とドリルシップの問題のせいで資金不足になり、系列会社を売却しなければならない事態に陥る。自分を窮地に追い込んだサンに苛立ったドヒョンは、サンがプロペラ工場を買収したことをノーブル社にリークする。情報を聞きつけたノーブル社から会社に残るか否かの選択を迫られたサンは頭を抱える。そんな中、ドヒョンの家では突然イナとチャンヒが結婚すると宣言する。
ヘジュはグミの娘であることをついに明かしたダルスン。しかし、グミは遺伝子検査の判定は違ったと告げる。片や、ドヒョンはチャンヒに、イルムンを影で支えてくれれば苦労してきた分を補償するが、決して後継者を狙うなと釘を刺す。そんなある日、イルムンが投資していた油田が爆発事故を起こし、天地(チョンジ)造船は大混乱に陥る。そうとは知らないイルムンはサンが開発しているプロペラを奪おうと企んでいた。