5年後。江華島の役人となったチョンジュンは、献上品を乗せた船で不審者を発見。その場で捕らえて覆面を取ると、それは5年前に姿を消したボンリョンだった。ボンリョンは港で惨事が起きる夢を見て、船を調べに来たのだった。 キム・ビョンウンは、キム一族の財宝が積まれた船の出航を遅らせるために、チョンジュンと翁主ボンリョンを結婚させようと企んでいたが、チョンジュンの父チェ・ギョンが婚姻を断ると、王命にて結婚を強行させるのであった。
1800年代の朝鮮王朝時代。都の北西に位置する江華島では、名士チェ・ギョンの息子チョンジュンが17歳の若さで科挙に首席で及第し凱旋する。 同じ島で暮らす巫女バンダルの娘ボンリョンは、人の未来が見える不思議な力を持っていた。育った環境も身分も違う2人だったが、出会ってすぐに惹かれ合い恋に落ちる。 ある日、2人の仲を嫉妬したチョンジュンの友インギュの企みによって、ボンリョンの母バンダルが捕らえられてしまう。尋問の場でボンリョンは、母を助けるためにひた隠しにしていた霊能力を使い囚われの身となる。