診療所から病人を追放する期日が迫り、焦るチョンジュン。だがパルヨンが運よく賭博で勝ち、病人たちは無事に広い土地へ移れることになった。 そんな中、興宣君はヨンウン君を始末すべきかチョンジュンに尋ねる。殺人ではなく、他の方法を考えるよう興宣君を諭すチョンジュン。しかし、興宣君はヨンウン君を始末すべく、すでに動いていた。
次々と病に倒れる民を救うため、ミン・ジャヨンはボンリョンに助けを求める。片や興宣君は、チョンジュンから貧しい村で疫病が起きていると聞かされ、重臣会議で策を講じるよう意見するが、ビョンウンにカネの無駄遣いだと言われる。興宣君は、民を救おうともせず私腹を肥やすことばかりを考える官吏たちに怒りをぶちまけるのだった。
趙大妃はヨンウン君を次期国王にしようと目論む。チョンジュンたちは、突如現れたヨンウン君とソンジンを不審に思い、二人を調べ始める。 数日後、チョンジュンは哲宗に呼ばれて参内する。哲宗は、チョンジュンとソンジンの能力を試すため国運を占うよう命じる。ソンジンは太平の世が訪れると予言し、チョンジュンは疫病が起きると予言する。
興宣君は、ジェファンを次期国王にするため、キム一族からの屈辱にも耐えていた。王族たちの意見がまとまり、ようやくジェファンを次期国王に推薦できる機会を得た興宣君。だが大妃は哲宗の異母兄、懐平君の子を王にすると告げ、ある易者を紹介する。それは以前、チョンジュンを逆恨みし、ボンリョンの首を絞め、殺しかけたソンジンだった。
チョンジュンは、ビョンウンが興宣君を罠にかけた証拠を掴み、興宣君の無実を証明する。だがイ・ハジョンは、謀反を画策したと証言する者が出てきたためチェジュ島に幽閉され、悲劇的な最期を遂げる。 チョンジュンのおかげで命拾いした興宣君は、己の愚かさを深く反省する。そして息子ジェファンを支えてほしいと頭を下げるのであった。