3年ぶりに朝鮮に戻ってきたチョンジュンは、権勢を振るう興宣大院君を揺さぶるためジャヨンを王妃選びに参加させる。またチョンジュンは、大院君の監視下に置かれているボンリョンを救い出そうと画策する。 ドギュンによって新たな身分証を手に入れたチョンジュンは、大院君の長男ジェミョンに近づき“盗賊チャン・サムソン”の話を吹き込む。
チョンジュンは興宣大院君に呼ばれ屋敷に行く。悪い予感がしたボンリョンは何かあれば貿易館に行くよう伝える。 帰り道、チョンジュンは大院君の部下に襲われるが、ドギュンの護衛に助けられる。貿易館に着いたチョンジュンはドギュンに促され船着き場に行く。ボンリョンを待つチョンジュンだったが、力づくで外国へと逃亡させられるのであった。
チョンジュンとボンリョンは2人だけの結婚式を挙げて夫婦となる。 興宣大院君はキム・ジャグンの誕生の宴に招待されるが、料理に毒が入っているように見せかけジャグンを窮地に追い込む。 一方、王宮では儒者たちが、大院君が命じた書院撤廃令の廃止を求めていた。弱腰になる息子の高宗をしり目に、大院君は掌議を呼び出し力づくでねじ伏せる。
哲宗が崩御する。そして趙大妃はジェファンを国王にすると宣言する。興宣大院君となったイ・ハウンは朝廷で権限を持つことを許される。 一方、ペオゲの宿にフランス人神父ベルヌーが現れる。大勢の人々を救ったチョンジュンを、天主様の愛を持つ人だと言うベルヌーは、自分や天主教徒をかくまう代わりに、西洋の知識を伝授すると約束する。
王室ではボンリョンの婿選びが始まる。哲宗はキム一族にボンリョンが利用されぬようチョンジュンとの婚姻を許可する。 ボンリョンはキム一族の屋敷にヨンウン君を招待する。そしてその場でヨンウン君が奴婢であることを暴く。すべてはビョンウンが仕組んだことであり、それを口外しない条件で屋敷を出ることとなった。