チャン家では、ナ議員を囲む会が開かれる。そして、ピルジュはナ議員に最後の資金を渡し、その証拠映像を残しておくと告げる。そんな中、ナ議員の政治資金授受について、検察の極秘捜査が進んでいるというニュースが飛び込む。捜査に至ったきっかけは、20年もの間ナ議員に仕えたヤン補佐官の内部告発によるものだと報道される。モヒョンは真実を確かめるために、ナ議員の事務所へ向かうが、目の前でナ議員が逮捕されてしまう。
予備選挙中のナ議員は、ライバル候補の追撃により苦戦を強いられる。そんな中、チャン名誉会長はソンマンの引き合わせでナ議員のライバル候補に会い、資金を渡す。それを知ったピルジュは、ソンマンを攻撃するために手を打つ。結果、ソンマンはチャン名誉会長の怒りを買い、第一線を退かざる得なくなる。ヨチョンはひどく憤り、ブチョンを潰すために反撃を企てる。一方、ブチョンはハジョンをチャン家の邸宅に連れて帰る、という行動に出る。
ブチョンの隠し事を知ったモヒョンは、ソウォンを呼び、ピルジュに弁護士として立ち合いを依頼する。モヒョンの出した答えを聞いたソウォンは、ひどく驚き抵抗する。モヒョンは突きつけられた現実を受け止め、父であるナ議員が大統領になれる道を進もうと決意する。後日、独りで思い出の場所を訪れたモヒョンは、その地で偶然、ピルジュと会う。そこで、モヒョンは子供の頃に蜂蜜をくれた思い出の少年が、ピルジュであることに気づく。
モヒョンの病室でソウォンとハジョンを見たマルランは、状況を察する。マルランはソウォンを呼び出して、婚外子に容赦はしないと警告する。しかし、ブチョンはハジョンにチャン姓を与えようと、ピルジュに助けを求める。一方、オ運転手を見張っていたピルジュは、幼い頃に亡くなった弟のギョンチョンが埋められている場所を知る。後にその場所が掘り起こされているのを見たオ運転手は、マルランにウンチョンが現れたと報告する。
結婚して5年が経ったブチョンとモヒョンには、未だ子供がおらず、マルランはモヒョンに後継ぎを産むように急かす。そんな中、ブチョンは頻繁に隠し子ユン・ハジョンに会いに行き、ハジョンの母ソウォンから、息子をチャン姓にするよう求められる。一方、ナ議員は各地で行われる大統領選の予備選挙で熾烈な戦いを続け、チョンアからの資金を頼りにする。しかし、資金受け渡しの日、ナ議員に仕えるヤン補佐官が、金銭を運搬中に襲われ…。