ピルジュとモヒョンは、部屋で2人きりでいるところをマルランに見られ、厳重注意を受ける。一方、ブチョンはピルジュに騙され続けていたことを知り、愕然とする。憔悴したブチョンはモヒョンに、父スマンに実の息子がいたと打ち明ける。その夜、ブチョンはピルジュを前に、必ずチョンアの会長になると宣言する。そんな中、副社長の座を巡りブチョンとヨチョンの争いが激しさを増すが、チャン名誉会長は一族以外の候補も考え始める。
退院したブチョンはマルランに、モヒョンを心から愛しており離婚はしないという強い意思を伝える。また、モヒョンは命が狙われるという辛い状況に耐えてもなお、チョンアに残ろうとする。そんな中、後輩が持っていた昔の写真を見たモヒョンは、それをきっかけにブチョンとの出会いに疑問を持ち始める。そして、モヒョンは記憶のつじつま合わせをする中、ピルジュの部屋で、子供の頃のモヒョンが写っている写真を見つける。
ピルジュの提案により、チョンアタワーの建設賛否を問う会合が開かれる。これまでタワー建設を妨害してきたヨチョンは、保身のために父ソンマンを見捨て賛成側にまわる。そして、ヨチョンはピルジュの建設計画を聞き出そうとする。そんなヨチョンに対しピルジュは、ナ議員が残した録音を聞かせ、身動きが取れないように仕向ける。そんな折、ブチョンはオ運転手から、モヒョンが運転する車に細工がなされているとの連絡を受ける。
モヒョンはナ議員の真実を知るためにチョンアに戻り、ピルジュに力を貸してほしいと告げる。そんな中、グループ会社副社長の座を競っていたブチョンとヨチョンの争いは、一応の決着がつく。一方、マルランはブチョンがモヒョンのために副社長の座を譲歩したと知り、激怒する。モヒョンの存在が足かせになると考えたマルランは、ブチョンとの離婚をせまる。しかし、モヒョンはブチョンの出生の秘密を知っていることを明かし、離婚を拒否する。
ピルジュはナ議員が携帯電話に遺した録音ファイルを聴く。そこにはナ議員を追い詰めようとした、チャン名誉会長ともう一人の人物との会話が録音されていた。ピルジュは録音されているチャン名誉会長とナ議員の会話をモヒョンに聞かせ、ブチョンと離婚してチョンアを去るように言う。一方、マルランは早々に、新たな大統領候補を選別するようピルジュに指示を出す。さらにはモヒョンを切り捨て、ブチョンの再婚相手を見つけようとする。